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Instagram辞めてみた

今年の3月にInstagramをやめてから早2ヶ月が経ちました。
私は現在21歳の大学4年生で、いわゆるZ世代です。
Instagramは私たちZ世代にとって、あって当たり前のようなものです。もちろん私も高校生の頃から7年ほど使っていました。

なぜInstagramを辞めたのか

現役キラキラ女子大生真っ只中(いや、もう終盤ですね…泣 そもそもキラキラしていたかも怪しいですが)の私がなぜInstagramを辞めたのか。
それは、単に疲れたからです。
疲れたからやめる。
そう!私の思考回路は単純です!

完全に私なりの考察ではありますが、Instagramがもたらす疲れには3種類あると考えています。

1つ目は、いつもだれかに見られている感覚による疲れです。
フィード投稿に加え、手軽に投稿できるストーリー機能。
どこかに行くたびに、誰かに会うたびに、何かを食べるたびにストーリーを更新します。更新頻度を下げればいいじゃないかと思われるかもしれません。しかし、投稿がないことで、暇な人なのかな、充実していない人なのかなと思われるのが怖かったです。
今思えば、自意識過剰じゃないかとも思いますが。(笑) 

2つ目は、自分をよく見せようと頑張ることによる疲れです。
友達と写真を撮るときも、誰かに見せる前提での写真を撮っていました。そのため、私を含めみんな顔面を盛ることしか考えていません。それはもう熾烈な女の闘いです。

さらに最近は無加工風な写真が良いという風潮があります。無加工風なら自然でいいじゃないかと思うかもしれません。
違うのです。加工にも巧みな技術が必要とされる時代がやってきたのです。
猫の耳がついたフィルターやネズミのフィルターを付けるだけの時代はもう終わったのです。
実際に私も、ノーマルカメラで友達に撮ってもらった写真を、あくまでも自然に見える範囲で、輪郭を修正したり、肌の補正をしたりと加工していました。(背景が歪まないように加工するのが1番大変でした!(小声))
そして、汗水垂らしながら莫大な時間をかけて加工をした写真を、無加工の写真ですよといった顔をしながら、Instagramに投稿していました。
はい、自分でも分かっています。
これは詐欺です。すみませんでした。
この場を借りて謝罪します。

そして3つ目は、他人の投稿を見て羨ましく思うことによる疲れです。Instagramは、自分の嬉しかったことや楽しかった出来事を載せることが多いので、自分の日常があまり上手くいっていない時に見てしまえば、私の場合は一瞬でメンタルが崩壊します。
特に、ここ数年は、特段自分の日常に不満がなくても、他人と比べて勝手に自分のことを卑下してしまって疲れていたように思います。

これらの3つの疲れを順調に蓄積していき、遂にもう耐えられなくなってしまい、Instagramを辞める決断をしたのです。

Instagramを辞めて変わったこと

1番は、もうInstagramのある生活には戻れないと思うようになったことです。Instagramがないことで、自分の外見や、生活のほんの上辺の部分を他人と比べる機会が格段に減りました。個人的に、すごく精神衛生レベルがアップしていて心地がいいです。

また、見えないものに対する価値が上がったように感じます。
Instagramを辞める前までは、画面上のものが全てなように感じていました。Instagramのアカウントを消すなんてもってのほかで、自分のプロフィール上の投稿にすごく価値を感じていました。
しかし、Instagramを辞めた今、それらが案外ちっぽけなものだったということに気づきました。アカウントを消した今、その投稿の写真はあまり覚えていないですし、いつの写真か、その時何を感じたのかといったことは全く覚えていないことに気づきました。
そのため今は、目に見えた形に残るものよりも、形はなくとも私自身に残りつづける何かを求めるようになりました。
なにか新しい趣味を始めたり、いろいろな経験をしたりして、自分の内面の栄養となるものを蓄えていけたらなと思います。
(なにかおすすめの趣味等あれば教えていただきたいです💫)

まだまだ脱Instagram歴が浅いので、大きな変化と言えばこの2つぐらいですが、また何か変化があれば経過報告をしていきたいと思います😌

一応最後に伝えておくと、Instagramが悪と言いたいわけでは全くなく、私には向いていなかったというだけなので、Instagramやその他SNSとの上手な距離感を見つけて、それぞれが上手く付き合っていけばそれでいいかな〜と思います。
その点はご理解の程よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!





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