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子供を愛せない のはなぜなのか?No1

私はある時まで子供を愛せないでいました。

そして今は子供を愛おしいと思う事ができています
それはどうしてか?

私は子供を愛することが出来ない原因は様々で、
私の経験では
いくつかの原因がありました。
そのうちの一つをご紹介します。

私が子供を愛せない理由は原因の一つは
努力は報われると信じていたからです。

私はやっとの思いで命を授かり、子供が生まれたら
幸せな日々が待っていると思っていました。

でも、難産を乗り越え命をかけて産み落としたその瞬間から
想像を絶する毎日が始まりました。

当たり前なんですが
前もうしろも垂れ流しのわが子におっぱいを吸わせるための格闘をし、
泣いたらおむつ替え→抱っこする→寝かせる→
寝てる間に自分のおっぱいを絞っておく。
なんじゃこりゃー( ゚Д゚)状態で
ちっちゃい手だな~とか物体的にかわいいと感じるものの
突然出てきた全く理解不能の怪獣のような小さな物体が
ここにいるという感覚が強すぎて
あー幸せ。愛おしい。という感情は全くありませんでした。

目の回るような生活をこなしながら子供は少しずつ成長して
じゃべれるようになったり、出来ることが増えたりしても、
子供を愛するという感情は生まれることはありませんでした。
ただ
懸命に毎日をこなし疲れてなぜかイライラしていしまう自分を責め
「こんなに大変なのに誰もわかってくれない!」
解決されない目の前の出来事にまたイライラし
こんな自分は母親として失格ではと思っていました。


そんなある日
目の前で主人が子供を愛おしいまなざしで見て
きゃーきゃー言いながら楽しんでいる様をみて

。。。なぜ主人は子供を愛おしいまなざしで見て
この状況を楽しめるのか?
世のママたちは子供と一緒の時幸せそうに見える。
私はいつもイライラしている。
どうしてその子供を愛する気持ちが芽生えなのか?

なぜなのか?

私がその時到達した結論は

・自分の最大の努力をして、頑張っても思うようにならない
 出来事に対して苛立っていたから
・自分の最大の努力をして、頑張っても自分の思うようにならない
子供に対して苛立っていたからです。

私はすべての事に対して努力すればどうにかなる
と思っていました。
努力は必ず報われると信じていたのです。
それが自分のお腹から生まれたその生物は
私が全力の努力をしても、泣くは、喚くは、
ちゃぶ台をひっくり返すのです。
うおー なんでそんなことするんじゃー!叫びたいけどできない。
辛い。しんどい。めんどい事ばかり。
でも逃げられない。耐えるしかない。と
ぐっと歯を食いしばって我慢している状態でした。

今ではそんな子供が自分の思うとおりになるわけないじゃん
バカじゃないの?と笑えますが、
当時の私はそもそも心から笑う事も出来ないのです。

心のゆとりが一切ないのです。

心身ともにいっぱいいっぱいの私は
子供を愛することが出来なかったのです。


ではどのようにこのいっぱいいっぱいの状態から
脱したかは次回具体的にご紹介したいと思います。
つづく
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