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読書備忘録 #1「星の王子さま」※ネタばれあり 

読了日

20230312

本との出会い

 星の王子さまの存在はもともと知っていました。
 数年前に星の王子さまの映画を観た記憶があり、ずっと気になってはいたけどなんとなく過ごしていました。ある時友人からMochaというきれいな夜空や風景画を書く絵師さんの個展を教えてもらい観に行ったのですが、それからというもの夜空を見上げることが多くなり、そんなときふと星の王子さまを思い出しました。どんなお話なのか気になりAmazonの中古本を購入。

読んだ場所

 その日は東京に出かける予定があり、電車の中で読んだ。
移動時間は片道2時間強。行く時間で読み終えたので、帰りにもう一度読み返しました。電車の中で読むのも結構好きです。

※ここからネタバレ含みます。

ネタバレ含むのでご注意願います。

読んだ感想

 夜空を見上げるのが好きになっていた私にとって、もっと夜空が好きになる作品でした。
 夜空を見上げるたびに星の王子さまは笑って元気に過ごしているだろうかと思いにふけるのが最近の嗜みです。

■内容について
※「星の王子さま」って長いので、「星プリ」と略して書いていきますね。
 星プリが可愛くて儚いですね。
一発でボアに飲まれたゾウだと見抜いた星プリ。(ミュージアムではボアではなくウアバミと表現されていました。)
主人公がやけになって書いた箱を喜んで受け取る星プリ。
 考えさせられたシーンは星プリのバラのとげについて聞かれ主人公が適当に答えたら、大事なことをごちゃまぜにしていると言われているシーンですね。自分の心にも何か引っかかりました。
 星プリが出会ってきた人たちは幸せなのだろうか。
権力・支配、権利・金、名声、従順、堕落・恥。本当に大切なことって何なんだろう。自分の人生において大切にしなきゃいけないものは何だろうと。私は何のために生きているのかと。答えは出ていないのですが。
 一番印象に残っているシーンは星プリとキツネさんのやり取りですね。
絆を作ることでほかの誰でもなくなる。
揺れる小麦を見るたびに星プリを思い出すキツネ。
星プリのバラと地球に咲いていたバラ。
主人公と星プリ。
本当に大切なことは目に見えない。

獲るべき教訓

「ほんとに大切なことは目に見えない。」
思いやる気持ちとか愛とか目には見えないけど確かにあるものですよね。
自分がどう思ったか。相手が何を思っているのか。どう感じているのか。
そんなこと考えながら今後の人生を歩んでいこうと思いました。
いつか読み返そうと思います。

星の王子さまミュージアムも行ってきました。
残念ながら2023年3月で終了ということで、本を読んだタイミングもタイムリーでしたね。
読んでなかったら行ってなかったと思います。
行けてよかったです。



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