タオに乗って
教育のことが道(タオ)だと友人にも言われたことがあり、それをずっと考えている。人生、20代のほとんどを教育に捧げてきた。それは頼まれたわけでも、使命感があったわけでもなく、好きだったから。そして、向いてもいたと思う。いくらやっても探究し足りないテーマだった。
そして2023年、状態はかなり複雑になってきてる気がする。学校がど、とか先生がどう、とかいう前に、社会全体の価値観が変わろうとしている。そして子どもたちは誰についていっていいかわからず、示せる大人ももちろんいないという、不思議な状態になっている。
俺がニューヨークに行ったとき、「子どもを先に連れ出すのよ。大人は子どもがなくなってから気づくから」ということを比ゆ的に言われた。まず子どもから始めなさい。ということだった。
これは正直得意な部類だと思ってる。そのままいけよ、あとは俺がなんとかするから(教え込みから守るからよ)というのは、大人の責任だと思う。
さて、そんなこんなで、人生の中でもう一度教育というものと向き合ってみようかしら、という気になっている。35だから、約5年間、教育からは一線離れていたけど、自分にとってのタオと言われて、これほど違和感のないものもない。アバターも音楽もやるけど、教育もやる。それが俺にとっての自然なのかもしれない。
教育をやる、といったときに、どうやるか?というのは、うすうす感づいている。こんな感じがいいな、というのもある。オンラインの学校をつくりたい。オフラインももちろん。どんなカタチがいいかわからんが、俺はオンラインに可能性と魅力を感じている。もともと2010年に楽天に入社する以前から、その予感はあったのだけど、まだそのポテンシャルを活かしきれていない気もする。
あわよくば、というか、気が合いそうだから、というか、不登校の子たちと何かしたいなと思っている。「こんな社会、ムリだわ」アグリーである。だから、新しいもんつくろうぜ、という力が俺にはある。つくるのは、その人たちだ。
はてさて、どんな方向に行くかはわからないけれど、言葉にするとコトは動くので、とりあえず書いてみた。今後楽しみである。
おしまい
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