諦めなければ終わらないという話①

3月19日に行われたチームのスターティングパーティーから1週間、JCL開催までの間を那須で久々に過ごす事になった。合宿ぶりなので8日ぶりのただいま那須。

チームにアパートの部屋を事前に用意して貰い、3年ぶり那須での新生活。
以前の入居者である西尾が冷蔵庫、洗濯機をおいていってくれたおかげでかなり助かった。

開栓が混み合ってたりして、水道が入居日から2日くらいつかえなかったりなんやかんやあったが、それすらも楽しい。
なんやかんや生活必需品を集めていくのも楽しかった。

今回のテーマは
『低コストでもどれだけ生活の質をあげれるか』
電子レンジも展示品をみつけ、新品で4000円で買ったり、リサイクル店で他の必要な物を集めていったり。日曜日に那須に来て、火曜日にはかなり生活感が出てきた。笑

月曜日は軽めに走り、火曜日から那須でのトレーニング！
合宿とは違い、1人での那須でのトレーニングが楽しみでもあった。
しかし、スタートして30分後に絶望感でいっぱいになった。

全く踏めない‥

雨の富士クリテリウム後、完全に体調を崩してしまい、その後のチーム合宿には不参加になってしまい京都に一旦帰った。
検査では流行病ではなく、インフルの方でもなく、ただの風邪で、薬をもらい次の日には元気になっていたが4日間は38度以上の熱もあり、自転車にも乗れていなかった。
しかし少し調子は良くなってきていて、出発寸前の京都での練習でも許容範囲な数値でトレーニングできていた。
なので調子は良くなっているだろうと思っていただけにかなりショックを受けた。

簡単に言うと1時間踏んでられる強度が5分も持たない状態。
流石に酷いでしょ？笑

いや、レース出られる状態ちゃうやないか。

ついには、回復走よりも低い強度しかパワーが出せなくなりだし、2時間半くらいで帰ってくる。

以前も同様の症状には何度かなっており検討はだいたいついている。

以前と同様に那須でいつもお世話になっていたクリニックに電話予約する。
が、しかし何故か断られた。
以前と同じ症状の‥と伝えるもそれ以上会話すらして貰えずただただ断られる。

なんでやねん笑
この3年の間に何があってん！

何故かそれ以上取り合って貰えずもう苦笑いするしか無かった。
コロナ感染対策はわかるし、納得がいくがしかし、話すら聞いて貰えないのはちょっと良くわからん。笑
5月からいきなり対応かわるのかな。

しかし、もう2度とそこにはいかないですね。。。

次の日の練習は少しマシにはなっていたもののレースに出れるかというと厳しいレベル。
流石に真理さんに連絡しようと思ったが、その前の復調してきてたはずの段階で連絡していた時に、
『無理せず当日に向けて最善を』
と話をしていたので打っていたメッセージを消した。
けれど連絡くらいはするべきであったと反省している。
が、しかし、
何故かこの時、「調子がかなり悪い」と真理監督に伝えるとどんどんチーム共々悪い流れにいってしまうような気がしてメッセージを送れなかったという事はある。

あと、まだ自分の可能性も信じたかったし、これでダメなようでは昨年までの自分と一緒だとも思えたのもあった。

レース2日前、火曜日水曜日と動かない身体で無理やりトレーニングしたせいか、疲労感がかなりあったため回復日に。
ボーリングのプロ選手と回復走にいった。
わかる人にはわかる彼だ。
名前は言わん笑
SNSではおちゃらけているようにしか見えない彼だが話をするとめちゃくちゃ真面目だ。
なんやかんやクーロンヌさんで最高のパンを頂きながらかなり長く話して帰った。

やはりソルティドック

彼と話をしていて、ふと自分は本当に色々とがんばれているか？向き合えているか？と疑問が湧いてきた。
チームの事、自分の事、家族の事。

色々と考えていると、調子が悪いとか、そもそも脚取れかけた人間が悩む事でもないかなとか思えてもきた。

2019年から復帰する為誰よりも「諦めない、努力する」を頑張ってきていた人間が、いつしか諦めるのが早くなっていたようであった。

回復日なので低強度であったが身体は良い方向に向いてるような気がした。

西那須にある接骨院のアオキで施術と酸素カプセル

レース前日、少し強度は高いが短時間のメニューを行った。流石に練習強度が金曜日までで低すぎたので。
良くはないが悪すぎることもない！
不安しかないが、しかしチームの為やれる事はやる！

レース当日、あんな事がおきるとは‥

レースレポートに続きます。
相変わらず更新遅いかもしれません。


つづく。