大胸筋を鍛えると猫背が悪化する⁉
こんにちは!FUJIREX(フジレックス)代表 パーソナルトレーナー 藤岡 直也と申します。
本日は、「大胸筋」について配信していきます。男性は大胸筋を鍛えるためにベンチプレスや腕立て伏せを連日頑張っていると思いますが、あなたの姿勢は大丈夫でしょうか?
こんな感じになっていませんか?筋トレをしているのに上記のような姿勢をしているのであれば筋トレの方法、やり方がまちがっている可能性があります。
結論から言うと大胸筋を鍛えると猫背になる可能性があります。これは腕立て伏せなどを日頃からしている人にも言えることです。
まずは大胸筋の解剖からみていきましょう!
【起始・停止】
起始:鎖骨内側前面1/2
胸骨と肋軟骨(第2~第7肋骨前面、深部で第3~第5肋軟骨)
腹直筋鞘の上端
付着部:上腕骨大結節稜
大胸筋の作用は、上腕の「内転・屈曲・内旋」であります(^^♪
大胸筋の作用で肩関節の内旋がありますので肩を巻き込む作用があります。猫背のスタイルです。
さらにもっと最悪なのが肩が挙上してしまう人。リラックスしているのに常に肩が挙上してしている人です。
これは僧帽筋上部線維に力が入っている人です。このような人は、腕立て伏せをする時に常に肩が上がっている状態でトレーニングを行っているので大胸筋よりも肩の上の筋肉が盛り上がっている人が多いです。
そのような方は、肩コリや首こりを感じる人も多い傾向です。
運動しているから健康⁉
トレーニングしているから大丈夫⁉
本当に大丈夫でしょうか?
実際に毎日トレーニングや運動をされている方でも肩コリや首こりが酷い方がこの前来られました。もうリラックスするポジションがリラックスできていない(笑)
間違ったトレーニング、本当に必要ではない筋肉を鍛えてしまっていることが原因でもあります。
改善策は、簡単です!
猫背を誘発している筋肉を緩め、猫背にさせない筋肉を正しく使うようなトレーニングをしていくことです。
緩めるだけでは、一時的に改善しますが長期的に改善していくにはなぜ、猫背になったのか?猫背を改善させるためには何をしていけばいいのか?を考えて実行に移していかないといけません。
上記のようなことを踏まえて次回は、大胸筋を緩めるストレッチをご紹介致します。
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