#8 多様性について

先日、”朝井リョウ”さんの『正欲』という本を読みました。感想とともに多様性について感じたことを綴りたいと思います。現代における多様性とは様々な価値観がある中で、受け入れていくことだと考えていました。例えばLGBTや障害者、外国人などの多種多様な文化や考えがある人達のことだと、私は思っていました。ただ『正欲』を読んで歩み寄り方の難しさを考えるようになりました。

多様性を持つ人達に対して歩みよることは相手にとっては迷惑になるということです。世の中には多様性を隠したいとお思うひともいるのです。また、さらけ出しても理解されないと考えている人もいます。そんな考えの人に対してこちらが積極的に理解しようとすることは逆に悪いことになってしますのではないか。私は多様性を良くも悪くも人それぞれの個性と思っていましたが自分と相手では多様性に思っていいることが異なります。多様性を尊重しつつ、相手との関係性の中でうまく人間関係を構成していくことが自分と相手にとっても良いことになるのです。

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