2種類の「やめる」
「やめる」という事について。
何かに取り組んでいたり、習慣になっていたり、続けていたり…。
自分の意志があるなしに関わらずそうした事はたくさんある。
ある日それを「やめようかな」と考えがよぎる事がある。
基本的には自分がそう感じた時はそれを採用する方が良いと思っている。
けれど、「やめる」にもいくつかの種類があるのかもしれないなという発想が浮かんできた。明確な2つだけ紹介したい。
「とにかくやめたい」というパターン
1つ目はこれ。
おそらく多くの場合はこれが当てはまるのではないだろうか?自分にとってこれは頻繁に出てくる事だしほとんどの場合といっていいだろう。
事情はそれぞれ違うのでここでは割愛したいが、ポイントは「後先関係なくとにかくやめたいという気持ちがとめどなく大きい状態」という所だろうか。
「優先順位が下がった事によってやめたい」というパターン
2つ目がこちら。
人は様々な事情で優先順位が上がったり下がったりする。きっと予定を立てる中でも優先順位がいつも高いものもあれば、場合によってはひっくり返るという事もしばしばあるだろう。
例えばトレーニングをしようと思ってジムに通っていたけど仕事が忙しくて時間の都合がつかず月会費だけが飛んでいる状態が続く…こうなってくるとジムでトレーニングするという順位は随分下がってくるのではないだろうか。しかも家で効果的にトレーニングする方法を発見してしまっていた…という事情が重なっていたら…。
こうなっているともはや続ける意味が自分の中でなくなってしまうのだ。
今紹介した「やめたい」の内、2つ目の場合はすぐ選んでみていいのではと思っている。
1つ目の場合は緊急かつ重要でその瞬間決めなきゃいけない…という時にとくに起こりやすい。もし可能であれば少し時間を取って冷静になれるように努めたい。結果的に「やめる」でも構わないんだけど、よりベターな「やめる」がきっと見つかるハズだ。冷静になった上で「どう考えても今すぐやめるやな」って思った時は即やめればいい。
一呼吸、う〜ん二呼吸はそこで欲しいかな。
「やめる」で得られるものも勿論あるけど、「やめない」から見えていく景色もきっとあるのだから。
これは「やめるな」と言いたいわけではなくて…どちらかと言うと「止まるな」って事なのかもね。
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