Naoki Fukuda

ワインエキスパートエクセレンス(2019)

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    気になったワイン関係の記事をピックアップして紹介します。

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最近の記事

【記事】オレゴンのウィラメットヴァレーに2つの新しいAVAが認定(ローレルウッド・ディストリクトAVAとテュアラティン・ヒルズAVA)

オレゴンのウィラメットヴァレーに「Laurelwood District(ローレルウッド・ディストリクト)」と「Tualatin Hills(テュアラティン・ヒルズ)」の2つのAVAが新たに登録された。 Laurelwood Districtは、Chehalem Mountains の内部に位置し、Chehalem Mountains のサブAVA的な位置づけ。70を超えるぶどう畑があり、25の商業ワイナリーが存在する。 Tualatin Hills は、Yamhill-

    • 【本】「オレンジワイン 復活の軌跡を追え!」サイモン・J・ウルフ著

      【概要(Amazonより)】 世界で絶賛!人気のオレンジワイン世界で唯一のガイドブック日本語版。世界21カ国のオレンジワイン生産者193軒のガイド付き。Forbes、NY Timesでベストブック続々受賞!知ればもっと好きになるオレンジワインエピソードが満載! 【目次】 【サマリ】・フリウリでのオレンジワインの先駆者であるグラヴネル、ラディコンに焦点あたっており、どのようにして今のオレンジワインを造るようになったかの経緯や想い、葛藤がわかる。 ・フリウリ・コッリオ、スロヴ

      • 【記事】オーストリアのヴァッハウがDAC認定

        オーストリアのWachauヴァッハウがようやく?DACに認定された模様。 Steinfeder、Federspiel、Smaragdの格付けはそのまま使われ、Gebietswein (地域名ワイン)、Ortswein (単一村名ワイン) 、Riedenwein (単一畑名ワイン)の3階層が採用される。この3階層は、シュタイヤーマルクの3つのDACで既に使われているもの。 オーストリアの15DAC。 ・Wachau DAC(NEW) ・Kremstal DAC ・Kampt

        • 【記事】ジャン・マリー・フーリエが、バス・フィリップのチーフワインメーカーに

          パスフィリップとフーリエは、すごく好きなワインで、特にバスフィリップについては、先日飲んだピノノワールとシャルドネに感動して、一気に好きになってしまった。ピノノワールの方が注目されているが、シャルドネも本当に素晴らしい。この2人がタッグを組んでワイン造りをするのは楽しみ! バスフィリップは1979年にオーストラリアの南東ギップスランド地域で高品質なピノノワールとシャルドネを造り始めた。オーガニック栽培は1993年から慣習化されビオディナミは2002年から取り組んでいる。現在

        【記事】オレゴンのウィラメットヴァレーに2つの新しいAVAが認定(ローレルウッド・ディストリクトAVAとテュアラティン・ヒルズAVA)

        • 【本】「オレンジワイン 復活の軌跡を追え!」サイモン・J・ウルフ著

        • 【記事】オーストリアのヴァッハウがDAC認定

        • 【記事】ジャン・マリー・フーリエが、バス・フィリップのチーフワインメーカーに

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          【本】「土とワイン」(2) 2章:堆積岩~3章:変成岩

          【目次】 【本の内容】序章1章:火成岩2章:堆積岩 ← ★今回はここ★・堆積岩は、小川から海まで、あらゆる水域とその背後の地域から生じた土砂が時間をかけて堆積し、岩になったもの。 ・ワイン造りに適した土壌として興味深いのは、  ・黒みがかった頁岩  ・鮮やかな白さの石灰岩  ・砂漠を思わせる砂岩  ・特徴的な粒子を含む土砂  ・シャトーヌフデュパプやリオハにみられるギャレ(galet)と呼ばれる丸い小石  ・ボルドーやCAの黄土 ◇砂岩 ・砂岩は石英、もしくは石英と長石を

          【本】「土とワイン」(2) 2章:堆積岩~3章:変成岩

          【本】「土とワイン」(1) 序章~1章:火成岩

          【概要(Amazonより)】ワインの味を決めるのは製法や気候だけではなく、何よりもブドウが育まれた土壌こそがすべてである。世界各地のさまざまなワイン産地を土壌の基盤岩ごとに分類し、それぞれの土壌特性とその地で生まれるブドウやワインの特徴を考察した、これまでになかった究極のワインガイド。 【目次】 【本の内容】序章 ← ★今回はここ★■はじめに ・この本は地質学の本ではない。土壌と土地に対して、ワインの味わいの違いを知るもの。 ・重粘土質土壌で育ったぶどうで、こうした土壌か

          【本】「土とワイン」(1) 序章~1章:火成岩