イベント名の品がHIKUSUGIRUWACK

先日、米国ロサンゼルスで行われたアカデミー賞授賞式で、受賞者やアーティストが軽口するほど比較的耳にしやすい言葉になりつつあるも、当然公共の場において使用する言葉ではないことだということは、倫理的に知っておくといいだろう。

このページを見つけたのは、俳優の渡辺謙が震災の地気仙沼でカフェを経営しているというコラムを拝読したところ、3.11震災と復興記事一覧の一つにあったからだけであり、記事中の芸能事務所やアイドルに興味関心はなく、復興に関する記事タイトルに違和感があったのでnoteにしてみた。

知らないでは済まされない国際問題になる可能性も

昨年、テレビアニメーション『鬼滅の刃』のBlu-rayとDVD第4巻に同梱されている特典CDの収録音源において、イスラム教に関わる音声の不適切な使用があったと、お詫び(2019/11/22付け)掲載(英文併記)があった。
同アニメーションは、シリーズ累計発行部数4,000部(2020/1/28時点)を突破するほどの人気漫画であり、今や世界に展開する日本の代表的作品である。インターネットや配信プラットフォーム、SNSの普及拡大を経て、一つ間違えれば国際問題にも成りかねない状況が潜んでいることを把握しておく必要はある。

今回のイベントタイトルが品の無いことは把握できただろう。
ただ、その言葉が何処に誰に影響を与える言葉であるのか、プロモーションやブランディングを考えるうえで必要で、この点は不変であって欲しい。

ちなみに、この芸能事務所のウェブサイトには、企業理念や行動指針などの明記はない。

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