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Shikenteki Kousatsu


試験的考察


これは訓練です。


何でもないようなことを掘り下げて掘り下げてどこまでお話をまとめられるかの実験です。

なのでクソ記事になる可能性があります。ご注意ください。

本当はつまらないお題を人からもらって、それに対して書くと訓練になりそうですが、今回は自分でお題を決めます。


そこ(居間)に落ちているので靴下にします。


靴下


皆さんは一日の仕事を終え、家に着いたときに疲れを感じる瞬間はどのようなときだろうか?

ソファーにドカッと座ったとき?

テレビをつけてつまらない顔の政治家を見たとき?

それとも冷蔵庫のビールを取ろうとしたのに切らしていたとき?


僕の場合は1日使った靴下の匂いを嗅いだ瞬間だ。


あまり知られていないが、実は靴下の匂いを嗅いだ人間にはこんな効果があらわれる。

自身の匂い成分を直接至近距離で嗅ぐことにより、脳下垂体にある交換神経体からセロトニンが分泌されるのだ。これにより半覚せい状態だった脳はリラックスモード(男性の場合)に柔らかに突入することができるのだ。

この効果による人間的半副作用(アンガーマネジメンティング)は日常の生活を人間らしくする。

例えばこうだ。

A君が駄菓子屋に100円を持って買い物に向かう。そこへB君が200円をもって登場した。A君はB君に「ひとでなし!」とののしった。B君は家に帰る。


このように、人間のアンガーの部分をマネジメントするのだ。


別の例を見よう。


A子さんはB男君とC助君の悪口をしこたま言って聞かせた。D郎君はたいそう怪訝な顔をした。


お分かりいただけただろうか?


実は人間という動物は、靴下の匂いを嗅ぐことでしか己を表現できない、或いはしようがないのだ。

僕の父はこう言った。

「とりあえず嗅いどけ」と


1956年の米軍では


読者の諸君は勉強熱心であるからこんな言葉を聞いたことがあるかもしれない。

「米軍の靴下だけは嗅ぐな」

この言葉はアメリカで1956年に発表された臭覚に関する人間の反応について書いた有名な論文(アン・アシク・サディール氏)から引用されたものだ。

文字通り米軍の恐ろしさを現したものであるが、筆者はここで面白い発見をした。「左足のモノだけがリラクゼーションをもたらす」のである。

こんな経験はないだろうか?

裸足で一日過ごした後、左足の小指と中指の間おもむろに触ってみる。するとどうだろう、じめっとする。

この「じめっ」がリラクゼーションの正体なのである。さらにそのじめっとした、「じめっ」を付けた人差し指を嗅いだとたん、はじかれたように顔をそむけるのだ。

これが人間の正体。

臭いものを嗅がずにはいられない。

橋本環奈も

藤原紀香も

優香も

静岡出身の広瀬姉妹も


靴下を脱いだ時の足の匂いを嗅がずにはいられない。


人間は罪深い生き物だ。


自ら作り出した匂いで自らを脳内麻薬を操作することに使い、それによって他の生物を駆逐してきた。


僕はこの研究を通し、人類に問いかけたい。

「それ本当に嗅いで大丈夫?」と


これから人類はますます発展し、たくさんの靴下中毒を生むだろう。

そう、

人間が進化し続ける限り。






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