見出し画像

【地球の寿命】人類は宇宙へ住むしかない!?

<目次>
1.地球の資源
2.エネルギー消費は増加する
3.どちらの道を選ぶのか
4.宇宙コロニー構築!?
5.地球の居住人口は制限される!?
6.まとめ

皆さんこんばんは。
中村です。


2021年も終わりました。
2022年もよろしくお願いします。

1年を振り返った内容にしようと思ってましたが、あえて通常通りいきます。笑


最近のトピックとして元ZOZOTOWN社長の前澤さんが民間人初の宇宙へ飛び立ちました。


今回は宇宙と地球に関連する内容で書いていきます。


1.地球の資源


世界中のエネルギー使用量は毎年約3%伸びています。

大幅に伸びているようには聞こえないかもしれませんが、それが毎年続くと膨大な量になります。


毎年3%ずつ複利で増加すると、人間のエネルギー消費量は約25年ごとに倍になるといわれています。


現在の世界中にあるエネルギー使用量を考えると、アメリカのネバダ州全域を太陽光でまかなえることになります。

もちろん、そんなことはかなり難しいように思えますが、不可能ではないでしょう。


ちなみにネバダ州のほとんどは砂漠です。


しかし、3%の複利がそのまま伸びると、数百年もすれば地球全体を太陽光パネルで覆わなくてはエネルギー量は追いつかなくなってしまいます。


そんなことは不可能です。

現実的でもなければ、うまくいくはずもありません。


まずはエネルギー効率を上げることです。


しかし、これはすでに織り込み済みなのです。


100年間でエネルギー消費量は年率3%増加していますが、人々は常にエネルギー効率に取り組み続けてきました。


2.エネルギー消費は増加する

時代の流れで、蝋燭からLEDに変わって、エネルギー効率は大幅に上昇しました。


他の例では飛行機です。


飛行機が飛び始めて半世紀のあいだにエネルギー効率は約4倍になりました。


約50年前には一人の乗客がアメリカを横断するのにかかっていた燃料は109ガロン。


現在は最新の787型機なら24ガロンしかかかりません。


これは驚異的な改善です。


しかし、効率が上がったら人間はどうするでしょうか。


エネルギーをさらに消費するのです。
人工照明の値段が下がった結果、もっと明かりを使うようになりました。


空の旅が非常に安くなった結果、人々が旅をするようになりました。

コンピュータ処理能力のコストが激減した結果、いまやスナップチャットまで手に入れました。


エネルギー需要は増大し続けるばかりです。


エネルギー効率が上がっても、私たちはもっともっと多くのエネルギーを使い続けると言われています。


先ほどの3%成長という数字は、今後エネルギー効率が大幅に改善していくことを見込んだうえでのものです。


資源は有限なのに需要が無限に伸びたらどうなるでしょうか。


答えは簡単です。
配給制の一択になるでしょう。


このままだとその方向に向かうほかなく、世の中がその方向に進めば、歴史上私たちの孫世代は私たちよりよい人生を送ることができなくなります。


3.どちらを選ぶのか

しかし、地球を出れば太陽系には実際に使える資源が豊富にあります。

それは、私たちは選択できるということ。

"停滞"と"配給"か。 もしくは成長か。


ただ、急がなければなりません。


太陽系全体では1兆人の人口でも維持できるかもしれません。

そうなれば、1000人のアインシュタインのような天才が生まれるかもしれません。
文明は驚くほど進化する可能性があります。


1兆もの人がどこに暮らすのか。


「人が太陽系に進出するにあたって最適な場所は、惑星の表面か。」


プリンストン大学のオニール教授はこの問いに答えるべく、学生たちと研究を重ね、出した答えは「No」です。


彼らは数々の問題を挙げました。


まず、惑星の表面はあまり広くありません。
最大でも現在の2倍の人口までしか維持できません。

そして遠すぎるかつ小さい。
火星への往復には数年かかります。


最適な打ち上げの機会は26か月に1回しかありません。

これはロジスティクスの面で非常に深刻な問題になります。


そして距離が遠すぎて地球とリアルタイムの通信ができません。


光速の限界で遅れが出ます。


4.宇宙コロニー構築!?

基本的な問題があります。

地球以外の惑星の表面は、重力が弱いということです。


人間が住めるのは重力のある場所に限定されます。


火星の重力は地球の3分の1程です。


そこでオニール教授のグループは、惑星の表面ではなく、回転による遠心力を使って擬似重力を得る人工的な居住区を作ることを考えました。


この人工居住区は長さ数十マイルにも及ぶ巨大な建物で、一基につき数百万人が居住できるようなものです。


いスペースコロニーは、国際宇宙ステーションとはまったく異なります。
コロニーの内部には高速輸送手段があり、農業区域も都市もあります。


そして、コロニーの重力がすべて同じである必要はありません。
遊び専用で調整することもできます。

地球にある国立公園と同じ構造もつくることもできます。


なにより、快適な居住環境も確保できます。
地球にある都市をコピーしたコロニーを作ることもできます。


既存の都市をイメージして作っても良いし、
新しい種類の建築物を建てることもできます。


気候も思いのままです。

マウイ島の最高の一日を一年中味わうことができるのです。


雨も地震も嵐もありません。


住みたがる人は多いでしょう。
しかも地球から近い場所につくれば、地球に戻ることもできます。

人は地球に戻りたいと思うはずですから、これは大切な点です。
誰も永遠に地球を離れたくはありません。

5.地球の居住人口は制限される!?

地球は制限居住地区となり、軽工業が行われる場所になり得ます。


そして、美しい場所になることでしょう。


重工業や大気汚染の原因になるような工業、地球に害をもたらすことは、地球の外で行われるようになるのです。

6.まとめ

あくまで、私達が生きている内に完成するかは定かではありませんが、予想を超えた技術革新が今まで起きています。


地球を超えたインフラが出来上がればSF映画の世界がリアルになるかもしれません。


使った熱の排出先を確保する課題もありますが、今後の進化が気になりますね。


生きているうちに見てみたいです。


以上、中村のブログでした。


中村尚渡

※出典:https://diamond.jp/articles/-/288525?page=3
著書「Invent&wonder」ジェフ・ベゾス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?