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忘れかけてた幸せのカタチという話

飛行機に乗るのは、半年ぶり。今まで、海外を周ったりしてたから旅には慣れてたが、ここまで期間が空いたことは、なかった。
今回、あるきっかけで福岡に行くことになり、久しぶりに一人旅をした話。

飛行機で福岡へ

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とある企業の選考会があるので、神奈川から福岡までやってきた。そこは往復の交通費を負担してくれるとのことで、最初は福岡にも行けるし、久しぶりに旅できるしと思って、応募をした。
これまで、企業の説明会で交通費を負担してくれたことなんて一度もなかった。
しかも、今回は数万円だし実費なのでどんな手段でも全額負担という好待遇であった。ここで言えることは、相当真剣な選考であるという事。仮に4万円だったとしたら、一人の従業員の3,4日分の給与に相当する。大きな組織であっても、出張では課長クラスの承認が必要な金額だ。

選考会が終わりプチ観光へ

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今回は、1day選考会であったので、スピード選考会というのも魅力的だった。スーツから私服に着替え、ハーフディトリップの始まりだ。
天神駅から筑前前原駅まで電車で移動。到着後、運よくクロスバイクが一台余ってたので、レンタルして片道10kmの道のりをひたすらペダルをこぎ続ける。50分かかると言われていたところを30分で走破し、お腹が減ったので、カフェへ。糸島はインスタスポットとして有名なので、物価は少し高め。

それにしても、福岡はコンパクトシティーだ。空港からいわゆる東京の東京駅にあたる博多駅まで2駅。東京でいう新宿にあたる天神には、電車で10分弱だ。これを羽田空港に例えると、横浜まで25分弱、渋谷までは30分とだいぶ離れる。しかも、ランチはおおよそ東京の1/2程度で、場所にも困らない。起業を目指す人には写真のようなスタートアップカフェが天神にある。ここは、メルカリやLINEのようなメガベンチャーがスポンサーとなって小学校の廃校をコワーキングにしたようで、作業スペースは小学校の教室のままであった。

糸島で出逢ったハンバーガー屋さん

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今回、特に旅行するつもりもなかったが、旅の醍醐味はやはり出逢いだ。僕は、ハンモックがあったのでハンバーガー屋でコロナを買って、ハンモックに揺られながら、考えてみた。そいえば「さっきの店主、ハンバーガー売ってたけど、めっちゃ楽しそうに仕事してたなぁ」
少し気になったので、またコロナの瓶を返却するついでに、店主に話しかけてみる。

「この辺って、サーフィンできるんですかー?」

この質問をした理由は、店主がサーファーぽかったから。白髪で髭を蓄えたダンディーな感じだったので、直感的にサーファーかと思った。彼はこう答えた。

「移住してきたの?この辺も良いけど、唐津(佐賀)の方が良い波くるよ~」

彼の移動販売車のNoプレートには佐賀と書いてあった。しばらく、サーフィンの話で盛り上がった。

僕はこの時思った。
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年収1000万円の人も幸せだけど、自分の好きなライフスタイルで自分の仕事をしてる人も同じぐらい幸せか、それ以上に幸せ。**
往路は1時間かけて、ゆっくりペダルを漕ぎながら、また考える。

幸せのカタチはひとそれぞれ。自分の中の軸があって、それを人生を通して突き通した奴はカッコいい。

それが僕の答え。

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