naotohoriguchi

2021年7月16日、僕がお世話になった師の一人が亡くなりました。僕は中一、12歳の時…

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2021年7月16日、僕がお世話になった師の一人が亡くなりました。僕は中一、12歳の時に母を自殺で亡くしました。僕の人生にとって死が身近なものになりました。最愛の人を亡くした経験、鬱になった経験がある僕が感じることを、今回の師の死をキッカケに書きます。《人が死ぬということ》を。

最近の記事

【散る桜、残る桜も散る桜】

俺の親父が亡くなった。 2022年4月3日11時55分 満開の桜が咲く東京。 親父は74年の生涯の幕を閉じ、天国へと旅立っていった。     そしてふと、27年前に亡くなったかーちゃんの葬儀の時に、お坊さんが残した言葉(当時の俺にピンと来たのだろう、なぜかこの言葉だけ明確に覚えている)が頭によぎった。   「散る桜、残る桜も散る桜」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 親父の入院 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1ヶ月前、親父が熱があって入院した

    • 挫折

      2021年10月17日、午後3時。 会場を出た僕は、泣いていた。 いや、正確にいうと、涙は流れていなかった。 母親の死でも涙を流したことのなかった僕は、涙というものの流し方を忘れてしまっているのかもしれない。 涙が流れていないから、泣いてはいなかったって? いや、確かに僕は、泣いていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 流るるままに ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 100日前くらいに時を戻そう。 そう、あれは、ちょうど七夕、7/7だった

      • masa(中島正明)さん🧘‍♂️永遠に✨

        「ほら、直人。瞼を閉じてごらん。観えるでしょ?僕が。そう、自由に感じたらいいんだよ、生も死も同じこと。ありのままの世界を観てごらん。」 「あなたはいつも愛されているし、守られているよ。」 Facebookを遡ること1時間。masaさんの写っている写真を探している最中、masaさんはずっと、僕の隣で、諭すように優しく語りかけてくれていた。 2015年7月27日。 あの夏の出会いから約2年間のyoga業界での貴重な人生体験。masaさんと過ごした貴重な経験。間違いなく、僕の

      【散る桜、残る桜も散る桜】