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「無料」と「有料」は線引きの明確化が大切

みなさんこんにちは、現役木工職人でDIYアドバイザーの斉藤直斗です。
普段はインスタを中心に「DIYのやり方作り方楽しさ」を発信しています。
よろしければ一度見にきてくれると嬉しいです。


さて、今月からnoteを始めており、DIYに関してや、自分の考え、知見などを投稿するなどと投稿を継続しております。

もともと、普段はインスタをメインにDIYに関して投稿しているのですが、「DIYをより学びたい、上手くなりたい、そして楽しみたい!」という熱いDIY好き向けのクローズドな記事を書きたいというのが、noteを書き始めたきっかけです。

noteには無料と有料コンテンツがあり、これを上手く活かすのが結構面白そうと最近思っています。

1記事ごとに有料で販売したり、月額制のマガジンや、最近ではメンバーシップといったメンバーを集めてクローズドなコミュニティを作ることもできるみたいです。

ですので、何かしら有料での記事を継続的に届けるというのもnoteの使い方です。

そんなことで、現在は一部記事を有料にしてみたりと試行錯誤を続けていますが、なかなか有料というハードルが高いなというのが素直な感想です。

無名の記事なんて基本的には無料でも読まないのが現実です。

ですが、無料と有料って上手く使い分けることが大切で、そこには自分中でどれが無料で有料なのかの線引きをしっかりと持つ必要があると感じています。
今回はこの無料、有料の線引きに関して書いていこうと思います。

金儲けの話ではないので、そこはお間違いなく!

無料と有料のメリットデメリット

その前に、一旦無料と有料に関してメリットデメリットを整理しておきます。
無料のメリット
・無料で記事が読める
・読者を絞らず発信できる

無料のデメリット
・全く自分に興味のない方にも見られる可能性がある
・書き手に収入が発生しない

有料のメリット
・収益の確保
・読者を絞ることができる

有料デメリット
・購入のハードルがある
・支払いの手間が発生する

他にもあると思いますが、一旦はこの程度にしておきます。

この中からポイントは、「無料は読者を限定することができず、有料は限定することができる」ということ。

読者を絞ることで、コアな内容を発信できる

無料は誰でも気軽に記事が読めます。
見方を変えると誰だかわからない、自分に興味がない方(アンチ系や論点ずれまくり系読者)などにも届いてしまいます。

ですが、少額でも有料にすれば、このようなドアホは有料記事に手を伸ばさないので自分や記事に興味を持ってもらえる方に記事を届けることができるわけです。
つまり、無料と有料には読者の記事を読むポテンシャルいがあります。

有料だとお金を払っているので少し内容が難しくても、コアな内容でもしっかり読んでくれます。
無料だと興味がないとすぐに読まなくなり、離脱されます。

読者を絞り、ポテンシャル高い読者に届けるときに有料に価値が出てきます。

何を誰に伝えたいのかが無料と有料の線引き

先程の続きですが、無料と有料は上手く使い分けるべきで、それが「どんな内容を誰に届けるか」がポイントとなります。

たとえば、自分のことを知ってもらいたいとか、いろんな人に届けたいというオープンな内容での記事なら無料が適してます。
インスタなどのSNSも基本はこの無料記事と同じ戦略がいいのでしょう。

有料はDIYが大好きな方に限定して届けたいとか、クローズドなコミュニティ限定で公開したいときとかで有効です。

有料は金儲けでなくコミュニティ内の規律を守る手段

ここで間違った考えであるのが、「無料でクローズドなコミュニティを作れば」と思う方もいるかもしれませんが、それではクローズな場になりません。

無料というだけで、それほど興味がなく意識が低い読者にもコミュニティに入られて共通の趣味思考を持った人たちでのコミュニティが壊れてしまいます。
(ここが無料の一番のデメリットかもしれない)

だからこそ、僕の場合はDIY好きでもっと学びたい、上手くなりたい、楽しみたいというDIYに関して熱い気持ちも持った方たちだけで1つのコミュニティを作りたいと考えています。
このコミュニティを無料にして、誰でも参加OKにしてしまっては、たいして興味もない人たちが入って、いい感じの雰囲気がダメになってしまいます。
(飲み会に呼んでもない奴が来ると変な空気感になるよね)

だからこそ、有料という手段がただただ金稼ぎとしての方法でなく、読者やコミュニティメンバーの規律を守る上でとても重要というわけです。

無料と有料の線引きがしっかりしていないと読者は困惑する

無料と有料の使い方がなんとなく見えてきましたが、おそらく今後は無料記事もあれば有料記事を出すことがあるでしょう。
この時に、どのジャンル、どのレベルといった区分けごとに無料と有料を決めなければいけません。
運営側で気まぐれで無料、有料を決めたりするのは読者がついてきません。(ただし、有料記事を何本かに1本は無料など、明確な戦略があれば良い。)

区切り方の一例を考えてみました。

DIYでいう初心者向けの簡単な内容は無料だけど、中級者以上の応用編は有料など。そしてたまに初心者のために中級編を無料公開してあげる。
(記事のレベルが線引き)

料理記事では、レシピは無料だけど作り方は有料
(情報の量で区切る)

他の情報発信するメディアに目を向けると、音声メディアの「Voicy」では通常が無料公開で、より濃いファンなどにプレミアム会員として有料の配信が行われています。
(情報とコアファンで区切る)

このように、事前にどこまでが無料、どこからが有料と明確にして置かなければ、わざわざ支払い処理をしてまで読者は有料記事を読んでくれません。
線引きがしっかりしていることで、発信側も今日は無料記事を書く、今日は有料記事を書くと、書く前から無料、有料の切り替えができているのでらより有料記事を書くときに尖った内容を書くことにつながるのではないでしょうか。

話をまとめると、
「有料」は読んでもらう読者を限定することができ、コアな内容をささる読者に向けて発信することができる。
コミュニティの規律を守っていくためにも無料でなく有料のコミュニティ作りが良い。
ただし、無料と有料の線引きは明確に決めておかないと読者も書き手も混乱するし、メリハリが付かないから気をつけようということでした。

今後の計画としては、DIY熱中教室という記事を連載していく予定です。
9月中は限定でお試しとして無料で配信しています。
今後はnoteのメンバーシップ機能を使ってクローズドなコミュニティのメンバー限定で公開したいなと考えています。
有料だからこそ、本当にモノづくり、DIY好きな方たちが集まればいいなと思っております。
ここで集まったお金はまたDIYに関する活動費として使えたらよりいいかなとも思います。

それではまた!

↓インスタではDIY初心者向けにDIYのやり方作り方楽しさを発信しています。

↓オンラインショップではDIYの相談室の申し込みができます。木工職人でDIYアドバイザーの僕とビデオ会議アプリを使ってあれやこれやと相談をすることができます。


今回の記事の内容の参考になった本です。
無料と有料はマーケティング業界ではフリーミアム戦略と言います。
詳しく知りたい方は下の本を読んでみてください。

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