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目的のないコミュニティに人が集まることはない

DIY熱中教室という新しい試みを考えている斉藤です。

DIY熱中教室は現在おためし期間として、僕が普段インスタで投稿している内容をもっと詳細にそしてゴリゴリに濃い内容を伝える記事として、もっとDIYを楽しみたい、上達したい方向けに配信しています。

DIY熱中教室は9月までをお試し期間を一区切りとしているので、来月からは改めてスタートする計画です。

ですが、ここにきてただ僕発進の記事を投稿するだけと言うのもなんか違うな、と言うことで今色々考えていることを、noteの場を借りて思考を整理してきます。

先程インスタライブで1時間ほど事前に「DIY熱中教室の今後の在り方」的な内容で話したので、思考がぐるぐるしているうちにまとめていきます。


DIY熱中教室で何をやりたいのか

そもそも、DIY熱中教室で何をやりたいのかという点を先にお伝えします。元は超絶濃い内容で有益なDIYの記事を、有料記事として公開する場を計画していました。

インスタでは、初心者向けのわかりやすさをベースとした内容。
DIY熱中教室は、インスタの内容では満足しない、もっとDIYを楽しみたい方向けの内容。
このような分け方をイメージしていました。
ただ、これってどちらも僕発信で「僕と誰か」、「僕とフォロワーさん」など、僕を軸とした1本線のやりとりなんです。

ですが、僕がみなさんとやりたいのは僕軸だけのやりとりだけでなく、その周り方々で交流ができるような場を作ること。

コミュニティのイメージ

だからこそ、DIY熱中教室は熱い記事を投稿するだけでなく、交流ができる場にしたいとここ最近考えております。
(2、3日モヤモヤしてました)

ここからは、どうやってDIY熱中教室をDIYという共通の価値観を持った人でどんなコミュニティにしたいのかという思考を整理していきます。

DIY熱中教室のコンセプト、ビジョン

どんなコミュニティでも目的がなくてはその輪は成立しません。
仕事仲間というのも、同じ会社で仕事をするという目的があり、学校も、勉強するという目的を持っているからあの集団が成り立っています。
(同じ部活の人だと仲良くなるのも同じ理由ですね。)

つまり、人が集まる場を作るには必ず、目的、つまりはコンセプトやビジョンがしっかりしていないと人が集まることがありません。

仮に「DIYが好きな人が集まれ〜」という、くそダサい集客で有名人でもない素人が声をかけて、あなたは人が集まると思いますか?
僕なら一言
「うるせー」
で終わります。

しっかりとこのコミュニティに集まることで、どんなことができるのか、どんな未来、楽しいことができるのかを決めなければいけません。

ここで、コンセプトとビジョンという横文字が少しややこしいので、簡単に定義します。
コンセプト:誰にどんな悩みを活動を通して解決してくれるか
ビジョン:その活動が目指す方向性

コンセプトと聞く、「簡潔にいう」など「ようはこうですね」という使い方が多いですが、しっかりコンセプトを定義すると上記のようになります。
ビジョンはコンセプトよりわかりやすいかと思います。
そのコミュニティがどうなっていきたいのか、という未来像のことを言います。

では、DIY熱中教室のコンセプトとビジョンは何なのをお伝えします。
コンセプト
DIYをもっと上手くなりたい、DIYが好きな人どうしで集まりたい方が、DIY熱中教室を通して、みんなでDIYを楽しむ場を作る

ビジョン
全員でDIYを楽しみ、充実した日々を過ごそう。

僕の今の精一杯の思考ではここまでしかまとまりませんでした。

DIY熱中教室のコンセプト

DIYって一人でやる典型的な孤独な趣味です。
スポーツは、やるのに人集まるので自然とコミュニティができますし、カメラが趣味で写真を撮りにいくときでも、撮影場所ではたくさんのカメラマンと出会います。
ただ、DIYに関しては最初から最後までずっと一人です。
唯一はホームセンターに買い出しに行く時の店員さんぐらいでしょう。

作るものを考えるとき、作り方を調べるとき、買い出し、製作時、完成まで基本は一人です。
それが自分の時間を没頭できるという点はすごい素敵だと思います。
僕も一人趣味が大好きなので。

ただ、一人型趣味のDIYでも交流の場があっていいと思っています。
作るときはもちろん一人でいいかも知れまんせんが、作り方を悩んだときは気兼ねなく話せる仲間がいる。
作品が完成したら色々教えてくれたみんなと写真でシェアできる。
こんなコミュニティを作りたいわけです。

だからこそ、DIY熱中教室のコンセプトを、
DIYをもっと上手くなりたい、DIYが好きな人どうしで集まりたい方が、DIY熱中教室を通して、みんなでDIYを楽しむ場を作る』
としました。

楽しむ場を作るのは僕ではなくコミュニティに参加したみなさんです。
僕はそのきっかけを作るだけ。
DIYという共通の価値観でみんなで作っていくコミュニティということ。
なんだか少しワクワクしてきませんか!!

DIY熱中教室のビジョン

『全員でDIYを楽しみ、充実した日々を過ごそう」
これがビジョンでした。
ビジョンは、目指す方向性のことです。

趣味系のコミュニティではビジョンを見つけるのが非常に難しかったです。
投資や競馬なら儲けるというビジョン。
ビジネス系なら仕事に活かせる知識の習得などと、簡単にビジョンが決まります。
ですが、DIYは趣味なので、全員が上達を目指しているわけでもないし、無理をして頑張りたいことでもありません。
そこで考えたのが、「日々の暮らしの充実」です。

趣味って、みなさん何でやると思います。
この問いを僕は度々考えることがあるんです。

たとえば、僕の勤めている会社で鮎釣りが好きな方がいます。
鮎ってよく田舎のサービスエリアとかでは300円くらいで塩焼きで売ってますよね。あの鮎です。

あの鮎を釣るために、1本10万円以上の竿を購入し、毎回高速道路で遠方まで出かけてます。
しまいには、鮎釣りの餌ってなんだか知ってますか?
実は鮎釣りの餌は鮎なんです!
(友釣りという釣り方らしいよ)
なので鮎を釣るために鮎をみんな買うらしいです。

鮎を食べたい、鮎を手に入れたいなら何十万の竿や交通費をかけるなら絶対に鮎自体を買った方が確実に安いです。

ではなぜ、会社の人は鮎釣りをするのか、


それは「鮎釣りが楽しいから」です。

これはどの趣味でも共通して言えます。

DIYをなぜやるのか、
DIYは安上がりという方もいますが、DIYで材料や工具を揃えて、休日頑張って作るぐらいならニトリで買った方がお得です。
むしろ、工具を揃え始めたら割高なことだってあります。

ではなぜ、やるのか、
それは楽しいからなんです。

鮎釣りもDIYもお金や時間を考えれば、買えば安くすぐ手に入れることができます。
ですが、それをわざわざお金も時間も掛けて、釣りをしにいくし、材料を買ってきて自分でモノづくりをするんです。

なぜなら、『そこに楽しい時間という価値』があるからなんです。

楽しいから趣味をするんです、そこに無駄とかお金が掛かるは関係ないんです。

では話を戻すと、趣味系のコミュニティはビジョンを見つけにくいというお話でしたが、これの答えは楽しさを軸にすることにあります。

つまり、趣味を楽しむことで休日が充実した日になる。
休日が充実すればメリハリがついて平日まで充実します。

なんとなくでも休日ダラダラやりたいこともなくアマプラ、Netflixを見ている。YouTube、TicTokで時間を消費している人より、休日にやりたいことに没頭して、楽しんでいる人の方が仕事もできる人が多い気がしませんか。

このようにDIYという趣味を全員で楽しくことで、充実して日々を過ごすことをDIY熱中教室のビジョンとしました。

そして、全員というのもキーとなっています
趣味なので、学校の勉強のように成績が悪い人をおいていくようなことはコミュニティ内ではしたくありません。
誰でもDIYを楽しめる場にします。
DIY初心者で悩んでいる方がいたら全員で助けます。
不器用な方がいても時間をかけて教えてあげます。
その人が頑張って作ったものを見せてくれたら全員で「スゲー」と言います。
その人がもっと上手になりたいから改善点を教えてくれと言ったら、厳しくも丁寧に教えてあげます。

これは僕がメンバーにすることではなく、メンバー同士がやることです。

こうやって、DIYを通して今までDIYを一人で楽しんでいた人も、みんなで楽しむDIYにしたいと考えています。

そんな、DIYという共通の趣味を持った人で集まるDIY熱中教室とうコミュニティを作ろうと色々試行錯誤していますが、今回はとりあえず頭の中を整理するためにも、コミュニティのコンセプトとビジョンに関してでした。

それではまた!

最後に、コミュニティ作りで参考にしている本を紹介しておきます。


サポートされたお金はすべて、DIYアドバイザーとしてモノづくりの楽しさを伝える活動資金として使われます。