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子供と一緒にイモ掘りした話。

初めてのサツマイモ栽培で、たくさん失敗しながらも、ようやく今日、庭と畑のサツマイモを収穫することができました。いつからやったのか、どれだけとれたのか、なんで失敗したのか、を記録して、来年の自分はもちろん、サツマイモ栽培をやったことがない初心者の方が、参考にして下されば幸いです。

【1.いつ何を植えたか】

4/25 鳴門金時 20本
5/9 パープルスイート 8本
5/23 ハロウィンスイート 10本
5/末 品種忘れ 20本くらい
https://note.com/naoto_oki/n/n5d74ce402484

【2.どれだけ穫れたか】

<庭の家庭菜園>
ハロウィンスイートの苗2本/3本(1本は根付かず失敗)から、サツマイモ14本(全て大〜中)を収穫。お隣さんにお裾分けしまくり、残り5本。

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<借りている畑>
鳴門金時の苗10本/20本(10本は根付かず失敗)と、パープルスイートの苗6本/8本(2本は根付かず失敗)から、サツマイモ154本を収穫。
大〜中:52本。(↓の写真)

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中〜小:49本。(↓の写真)

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極小:43本。これは、ほとんどが繊維質で、硬くて、食用には向かないそうです。この失敗は痛いです。。。(↓の写真)

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【3.なぜ失敗したか】

今回失敗したパターンは2つあります。
1.植え付けすぐに苗が枯れる。
2.細くて小さい[極小]の大量発生。

『3-1.植え付けすぐに苗が枯れる』

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これは水分不足が原因のようです。マルチや敷き藁で、水の蒸発を防ぐのが一般的とありましたので、両方やりました。マルチだと、雑草を防ぐ効果もあります。敷き藁だと、終わったあと、藁が肥料になります。どっちも利点があるので、両方試しました。
マルチでは、20本中18本が根付きました。
敷き藁では、20本中10本しか根付きませんでした。
はい、マルチにしましょう!

『3-2.細くて小さい[極小]の大量発生』

ツルボケと、根剥がし蔓返しがキーワードです。ツルボケとは、葉っぱや蔓は元気に成長するものの、根っこの芋が肥大化しない現象のことです。もう、まさしくこれですね。
この原因は1つではなく、複数の要因が考えられるそうです。
(1) 土壌中の窒素成分が多すぎること。
(2) 土壌中の肥料成分が多すぎること。
(3) 土壌の水分が多いこと。水を与えすぎたこと。
(4) 日光不足。光合成不足。
今回は、肥料を与えていないですし、収穫した芋の1/3は大きいサイズなので、(1)(2)は該当しないと思います。(3)(4)については、確かにこの夏は雨が多かったですが、それはどの芋も同じ条件なので、これも該当しなさそうです。となると、ツルボケとも言い切れないかもしれません。

では、もう一つのキーワード、根剥がし蔓返しについて、見ていきます。蔓は想像以上に伸びまくります。伸びた蔓は、地面に接触して、そこから根っこを張ります。こいつを引き剥がさなければ、そこから小さい芋のような根っこが出来てしまい、メインの芋が大きくなりません。よって、対処法としては、根を剥がし、蔓を返す、ということです。これは、頻繁にやった苗と、そうでない苗があります。特に、家の庭の苗は毎日根剥がし蔓返ししましたが、畑の方は、できるタイミングに、できるとこだけ、と怠けてしまいました。
実際、家庭菜園の芋はバッチリで、畑はイマイチ。。以上より、今回の失敗要因は、「適切な頻度・タイミングで根剥がし蔓返しをしなかったこと」と判断しました!

【4.まとめ】

来年サツマイモ栽培に挑戦する方々に注意するポイントをまとめます。

①畑を耕す際、肥料はほぼ入れないようにしましょう。ツルボケを防ぎ、サツマイモを肥大化させます。

②苗を植える時は、マルチを敷きましょう。苗が枯れるのを防ぎます。

③根剥がし蔓返しは必須です。サツマイモを肥大化させます。


以上です。

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