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「僕の人生には事件が起きない」を読んで

こんばんは。なおとです。
*今回はレビュー記事ではないのであしからず

つい先日、ハライチ岩井さんの著書「僕の人生は事件が起きない」を読んだ。日常の出来事や思考を岩井さん特有の視点で執筆したエッセイ本である。
1つ1つが短編のエッセイで非常に読みやすく、さらにクスっと思わず笑ってしまうこともあり、ページをめくる手を止めることなくすぐに読み終えてしまった。

この本を面白かったというのは容易ではあるが、今回は感想を言いたいのではない。私が目指したいものだと認識できた。

私はお笑い芸人をとにかく尊敬している。喋りだけで爆笑を掻っ攫う姿に憧れカッコいいとすら思う。私の日常で友達や知人と話していて笑いは取ることはあっても、それが資産として残ることは無い。テレビは映像として残るが私たちの日常では、何となく笑った時間がその人の中に漠然と存在するだけである。

私は感動や恋愛、伏線回収してスッキリのような小説や話は正直興味がない。オモシロいけど、面白くない。

やはり、声を出して手を叩いて笑うのを求めてる。私は面白いを求めている。そして自身で”面白い”を作り出したい。

それが岩井さんのこの著書に詰まっていると思った。

自分が書きたいものはこれだと思った。目指すとは大層な言い草かもしれないし、自分にその才能があるかは分からない。でも書きたいと思った。初めてといっていいくらいの衝動だと思った。

感動するラブストーリーや難解なミステリーはいらない。ただ面白いを求めて。
しかし、私の言う「面白い」は茨の道だ。毎年数多くの芸人が夢を諦めて違う道へと進む。さらに芸人とは違って、文章だけで伝えなければならない。途方もない道であることは安易に想像できる。繰り返しにはなるが、それでも書きたいと思ったのだ。

これからnoteを書き続けて方向転換はあるかもしれないが、まずは面白いを求めていきたいと思う。
ただこればかりは毎日思いつくほど簡単ではないし、でも書き続けなければ一向に面白くなることは無いだろう。
何かネタになるものは無いかな?と思考するだけでも世界は変わると信じて行動していこうと思う。今まで適当に過ごしていた毎日を面白く、さらにその面白さを伝える能力も身につけなければならない。

茨の道ではある。しかし、行動せずにはいられない。これは改革である。

ちなみに岩井さんの著書自体めちゃくちゃ面白いので気になった方は是非下記リンクよりどうぞ。



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