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「竹内結子」と「こち亀」

昨日竹内結子さんの自殺報道が流れた。衝撃以外の言葉が浮かばないほどに。
ドラマを殆どみない私でも流石に知っている。何より会社の同期の男から1時間も竹内結子が如何に良いかを熱弁されたので忘れるわけもない。

竹内結子だけではない。三浦春馬さん、濱崎麻莉亜、木村花さんと自殺が連続している。不謹慎だが、濱崎麻莉亜さんの報道の時だけ誰??とはなった。

自殺報道の後には自殺者が増えることを「ウェルテル効果」という。

・ウェルテル効果とは?
ウェルテル効果とは、簡単に言えば、一般的に知名度や人気の高い人間が自殺すると、連鎖的に自殺が増えてしまう現象を指す。連鎖自殺、誘発効果、ドミノ連鎖とも言う。

「ウェルテル」効果という名は、若き頃のゲーテの名著『若きウェルテルの悩み』という作品の主人公ウェルテルに由来する。物語の中でウェルテルは最終的に自殺をするが、そのことによりヨーロッパで自殺が流行し、ここからこの名が生まれた。

日本でもウェルテル効果により自殺者が増えた事例がある。
それが Japanのhideである。
1998年にもX Japanのhideが自宅で急逝し自殺したと報道されると、ファンの女性の自殺が増え、YOSHIKIなど他のメンバーが警視庁の要請で自殺を思いとどまるように記者会見まで開く騒動となった。

今回は自殺に関して話したい訳ではない。

私の大好きな漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称こち亀にこんな話がある。

それが98巻の「狙え!!賞金首の巻」である。その中にこんなシーンがある。

かなり芯の食ったコメントだと思う。先に挙げた自殺された有名人がどういった思いだったのかは正直分からない。
ただ思い悩んだときに「」という考えが浮かんだからこその自殺なのだろう。
自殺の報道が相次ぐ中、両さんの「生きる」モードを思い出した。
そして両さんはこう続ける。

あまりにもポジティブ思考に思わずう笑ってしまう。
芸能人は我々が想像もできない程に悩み苦しみ、さらには多くの誹謗中傷にさらされた方もいる。
亡くなられた人をどうこう言うつもりはなく、今生きている人達、そして自分自身にも向けたことである。生きる希望がないなら、それを見つけるために「生きる」モードに切り替える。簡単では無いことは分かっている。自殺報道につられて自殺を考えている人は思いとどまって欲しい。
まずはどう「生きる」か考える。それからでも遅くはない。もしかしたらこち亀のような漫画にであえるかもしれない。希望となる人に出会えるかもしれない。

今の自分の生きる希望はあるのか考えてみた。来週もまた彼女にあいてーな。これかもしれない。

1年前の僕はきっと「○ね!w」と言うだろう。

すまん。過去の僕。まだまだ生きるぜ僕は。

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