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脚の長さコーディネーター®︎

私が代表理事を務める一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会では、脚の長さを見極めて、適切に補高用インソールを提供するスペシャリスト資格「脚の長さコーデイネーター®︎」を発行しています。

講座はe-Learning(2時間)と実技講座(6時間)の計8時間です。

今回はなぜこの資格を作ったのか、どんなことができるのか、どんな方に取得して欲しいかなどを解説します。とても意義のある資格ですので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

【知らないで損している人を救いたい】

世の中には膝痛、腰痛、股関節痛など多くの痛みが溢れています。

痛みまでいかなくても、、、

・スカートが回ってしまう
・靴の踵の減りが違う
・歩き方が変だと言われる
・ズボンの裾が左右長さがいつも違うなど、、、

違和感があるけど何故なのかわからないことも多いでしょう。

でも理由は自分では分からないので放っておいてしまい、結果として、痛くて歩けない、そして手術、、、という最悪の状態にまでなる方もいます。

その多くの痛みや違和感の原因がちょっとしたことだったら、、、。

医療と介護の世界で12年間僕は働いていました。そこで出会った患者さん達を見て、

「もっと早くに障害の原因に気付いていればこんなことにならなかったのに。」

そんな思いが僕を予防医学の道へ進ませました。

知らないことで損している人を救いたい。それが僕の使命です。

【脚の長さ】

脚の長さは実は90%の人が左右差があるという報告があります。

そして、実は先ほどの痛みや違和感の原因にこの「脚長差」があるんです。

僕のところに相談に来たある方は、5年間腰痛に悩まされており、病院も整体もあらゆるところに行っても治らないと困り果てていました。

評価させてもらったところ、案の定「脚長差」が見つかりました。

歩行もやはり偏りが出ていました。そこで、差のある分をインソールで補填しました。すると、、、。たった数歩歩いたところで、驚いた顔になり「先生、、、痛くない!」そうおっしゃいました。

ただ補高用のインソールを入れて補填しただけです。

補填したことによって歩きが補正され腰部へのストレスが軽減したためです。その1回で5年間の悩みが取れたわけです。嘘みたいな本当の話です。

そして実はこのような例は稀ではないんです。

【自分では気づかない】

脚の長さの左右差、、、?こんな簡単なことなら、自分でも気づくんじゃないか?と思われる方もいるでしょう。

しかし、体の歪みやズレは、自分では中々気づくことができないのです。

利き手は誰でもあります。大体握力に左右差はあります。でもそれを普通の日常生活で違和感として感じることはありませんね。

そもそも左右差がない人の方が少ないでしょう。

脚長差も3ミリ程度までは問題はないでしょう。でも臨床的には4ミリを超えてくると歪みとして影響が出てきます。

そして、実は脚長差は平均6ミリなんです。結構ありますね、、、。

【病院でいいのではないか?】

脚長差がそんな異常を起こすようなものならば、病院に行けば対応してくれるんではないか?そう思う方も多いでしょう。

もちろんそうであってくれれば一番いいのですが、、、。

残念ながら3センチ以下の脚長差に関しては修正する必要がないという常識が医学にはあります。3センチですよ!3センチ!

それは多くの実験で、3センチまでは消費カロリーも歩行速度も正常と変わらないからという理由です。

がっかりですね、、、。消費カロリーも歩行速度も何故変わらないかといえば、それは体がその左右差を代償しているからです。

本来まっすぐであるものが傾いていれば、骨盤も腰椎も体全体がその傾きを補正するに決まってるじゃないですか、、、。

医学ってこういう常識的な思考がない人多いんです、残念ながら。

でも常識的な整形外科医による、その代償もレントゲン画像での検証で報告されています。でも多くの医学の常識では、生命に直接、直近で問題を起こすものでなければ保険は使わないという方針なんです。

ですからこの脚長差、病院では何もしてくれません。

そもそも5ミリくらいは検査の誤差の範囲とされます。

それは脚長差をしっかり図る方法論がないからです。メジャーを使って骨の出ているところを触れて測る方法が一般的です。理学療法の学校でも習います。

でもこれすごくアバウトなんです。確かに5ミリくらい誤差の範囲です。

ですから、20年を超える臨床経験から僕ができるだけ正確に脚長差を測定する方法をまとめました。それが「脚の長さコーディネーター」の専門性なんです。

【検査内容】

具体的な検査内容は、以下のものになります。

・アリスズサイン
・ベット状うつ伏せでの踵の高さ
・立位での前屈テスト
・立位での骨盤の偏位の確認(触診)
・歩行分析
・骨格特性の確認
・補高用インソールでの実際の変化の確認
・股関節の関節可動域検査

これらの検査項目の結果が全て矛盾なく辻褄があった時に、脚長差の実測値が導き出されます。

講座では、これらの実践を6時間かけてじっくり参加者同士で何回も測定します。概論や測定方法の解説はe-learningで学びます。

参加者自身にも脚長差が発見されることがほとんどです。

脚の長さをコーデイネートする専門家は、今日本では誰もいません!病院でもやってくれません。でもこのことが原因で困っている人はたくさんいるんです!

どうしたらいいと思いますか?

脚の長さコーディネーターがもっと身近にいれば、違和感や痛みに悩まされることもないんです。

靴屋さんに、トレーナーさんに、もちろん理学療法士に、もちろん一般方にだって、多くの方に取得して欲しい資格です。これはとっても大切な社会貢献です。

いずれ、もっと文明が、ITが発展すれば、靴を履いて歩いただけで脚長差が分かるようになるかもしれません。でもそれを待っている間にも、救える人たちがたくさんい困っているんです。

脚の長さコーディネーター®︎になりませんか?

詳細は、一般社団法人日本ヘルファウンデーション協会のHPをチェックして下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました。この事実シェア希望です。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。