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【マガジン】交感神経と副交感神経とその中庸

ヨガでは交感神経を抑えて、副交感神経を優位にする効果があるとよく言われます。日常的に、人間関係や仕事でストレスフルな現代人にとって、ホッとする、リラックスする(副交感神経の効果)、そして運動不足を解消して、ヤル気を高めてくれる(交感神経の効果)ということでヨガが注目されているのが現状だと思います。

さて、ヨガの実践において、最終的な目的は心の制御であり、偏った考え方や価値観からの解放です。

これは中庸という概念で表現することもできます。偏っていない真ん中ということですね。

さて、自律神経はよくシーソーに例えられて、どっちかが上がってるとどっちかが下がってバランスを取り合っていると。そうすると、ヨガのアーサナで交感神経を刺激して、瞑想やリラックスポーズで副交感神経を刺激して、両方が刺激されてバランスが取れるという考え方もできます。

アーサナは結構きついものが多いですから確かに交感神経ですよね。副交感神経は動の後の静という感じで活性化されます。ですから運動して休んでというのは理にかなっています。

ただ、僕はそれ以外にも、もう一つ重要な視点があると思っています。

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