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【マガジン】書籍化の経緯とその過程をご紹介

今回、主婦の友社から「効かせるヨガの教科書」が発売されました。

今まで20冊以上の出版に関わらせていただいてきましたが、今回は動画も同時に収録ということで、DVD撮影と書籍化を同時に行ったような、新しい時代の書籍のスタンダードスタイルだなと感じた企画でした。

さて書籍に関しては、形になるまで様々な準備があります。今回は、どうやって書籍が出来上がるのか。僕の視点で解説して、リアルな仕事を感じてもらえたらと思います。

結構大変なんですよということと、これだけの方々や時間をかけて、一冊が出来上がっていくというその工程、また著者の立ち位置やできることとできないこと、大人の人間関係も含めて普段見ることのできない部分を時系列で解説することで、読んでいただいた皆さんに感じてもらえたらなと思います。

【書籍化の入口】

書籍は出版社の企画があり、それが社内で通って初めてスタートになります。基本的には編集者の企画ですが、時に著者の方からアプローチすることもあります。

僕も何度か今までに出版社に対して企画書のプレゼンさせてもらったこともありますが、多くは編集者からの依頼からスタートします。

お声掛けいただくためには、自分がある程度社会的に認知され、編集者の目に止まる必要があります

最近はYoutuberやインスタグラマーのようなSNSでのいわゆるインフルエンサーが目に止まることが多いと思います。すでにフォロワーが多いということは、書籍化された時にリーチできるファンが多いということですから、売れる確証があるということでしょう。

インフルエンサーがその道のプロかどうかは分かりませんが結局は目立っているかどうかです。インフルエンサーは見せ方が上手な方、タレント的な方、また映像の技術が多くの価値を決めているので、例えばPTやヨガなど業界では完全に無名な方がYotubeの世界ではトップをとっているという不思議な現象が生まれています。

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外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床20年、独立して10年の試行錯誤のリアルな経験談をお伝えします。

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…

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