【啓蒙】姿勢セルフチェック;身体の歪みチェックをしてみましょう〜いつまでも若々しくいるために〜

中々普段の生活で気づかないのが自分の姿勢
気づかないうちに姿勢の崩れは固定化されて、変形性関節症や円背など高齢者の典型的な姿勢に、、、。
自分はそうならないと皆が思っていますが、身近な円背の高齢者の方も同じくそう思っていた方々です。

いつまでも若々しい姿勢でいられるためにまずは自分を知ることです。
姿勢の歪みチェックをしてみましょう!

まずは下のチェック項目に該当するものはありますか?

□ ウェストの窪みにに左右差がある。
□ ズボンの裾が左右で長さが異なる。
□ 靴の踵の削れる部分が左右で違う。
□ 歩いている時に左右に揺れる感じがする。
□ 歩いてる時に腕が振れていない。
□ 前屈すると体が左右どちらかに傾く。
□ 脚を組むのに左右差がある。

□ 横座りに左右差がある。
□ あぐらが苦手で、割座が得意。

チェックが多くつくほど身体の歪みや骨格に個性がありそうですね。

壁を使ってチェック

では壁に背中を当てて立ってみましょう。踵は5センチほど壁から離しておきましょう。

壁で姿勢チェック

最適な状態は後頭部ー背中ーお尻の3点が壁に着いて、首、腰が浮いている状態です。

全て背骨がついている場合は背骨の弯曲がない状態を指します。背中が離れたり、後頭部が離れたりするのも不良姿勢の特徴ですね。


脚の付け根で骨盤チェック

次に脚の付け根、鼠径部(足の付け根)を両手で触れて骨盤を前後に移動させながらチェックしてみましょう。

足の付け根(鼠径部)に指を当てる
鼠径部を押し出した姿勢
鼠径部を引き込んだ姿勢

骨盤を前に動かした時に、鼠径部に当てている指先に大腿骨頭が触れたらそれは、骨盤が前方に移動し(前方sway)、骨盤が後ろに倒れている(骨盤後傾)サインです。
正しい位置は、骨頭が鼠径部の中にしまわれていて、触れない状態です。
引き込んだ姿勢から体を起こすと真っ直ぐになります。

多くの方は正しい姿勢で出っ尻だと驚かれますが、それだけいつもはお尻が垂れている、または恥骨を前に押し出しているということですね。
恥骨を前に押し出すって、、、ちょっと恥ずかしいですよね。
でも日本人の8割はこの姿勢です。

股関節の個性を確認

足を曲げて持ち上げ、膝を動かさずに左右に回旋してみましょう。
この時に、外回し(外旋)と内回し(内旋)が45度ずつというのが正常とされています。

股関節外旋
股関節内旋

これが、それが外回しが大きければガニ股傾向、内回しが大きければ内股傾向があります。
特に、内股傾向の方は筋肉のバランスではなく、大腿骨の個性として内股であることが多いです。
そうすると、本来は、立つ時も歩く時も内股が骨格にとっては正常ということになります。

この個性を無視した立ち方や歩き方をしている場合、関節には捻れのストレスがかかり変形性関節症や扁平足などの原因になってしまいます。

写真の僕の例は、外旋の方がおおきいですね。
ちなみに僕は前捻角は正常値なので、内旋の制限は筋肉の硬さによるものです。

自分に合った姿勢を見つけるには

いかがでしたか?

完璧な人は少ないでしょう。いくつかは自分の歪みに気づかれたかもしれません。ただその歪みは個性かもしれませんし、異常かもしれません。

その判断は自分だけではできません。専門の知識を学んだインストラクターに相談して下さい。

おすすめはファンクショナルローラーピラティスのミドル以上のインストラクターです。
アセスメントができる方々です。

また、脚長差に関しては脚の長さコーディネーターに確認して下さい。

八王子のTAKT EIGHTではパーソナルレッスンも提供していますので、気になった方はご予約ください。

身体の個性や異常が見つかったら、自分にとって最適な姿勢を見つけたり、修正していく必要があります。そこでピラティスのメソッドを用いて、またフォームローラーがあれば、自宅で自分でも修正やエクササイズが可能です。

今ならオンラインという手もあるでしょう。
TAKT EIGHTでもオンラインクラスを開催しています。

身体の歪みは放っておくと多くの障害に結びつきます。
自分の体のと上手な付き合い方をぜひピラティスを使って身につけて下さい。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。