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クイズ!答えて学ぶ姿勢クイズ4問
※ 2019年の健康フェスタ(八王子市)での講座内容に加筆しシェアします。
正しい立位姿勢に関係するクイズに答えながら、姿勢について学んでみましょう。
スクロールすると直ぐに答えが出てきてしまうので、問題のところで止めて、ゆっくりとスクロールして下さいね。
【問題1】
答えは、、、
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「 × 」
顎を引くと「TCH:Tooth Contacting Habit(歯列接触癖)」になります。
歯列接触は1日に20分間以内です。咀嚼以外は歯は接触しないんですね。このTCHは顎関節症の原因となり得るそうで、近年PC作業の仕事が増えたため、顎関節症が増えているそうです。
関節症は本来は中高年の疾患ですが、最近ではゲーム機やスマホのせいか子どもにも増えているそうです。
上下の歯列間は正常では、約2ミリの隙間があるのが正常です。
【問題2】
答えは、、、
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「 × 」
楕円状の肋骨(胸郭)に肩甲骨は張り付いていますので、肩甲骨はやや外に開いた状態に位置します。上下で言うと肩甲骨の真ん中は一番下がった位置です。つまり首が伸びた位置ですね。胸をはると肩甲骨が後ろに引けてしまい、肋骨から落ちてしまいます。
自然な手の位置は太腿の横ではなく、太もものやや前が自然です。
【問題3】
答えは、、、
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「 × 」
これ結構いろんな本や専門家が奨励していることなんですが、前方重心は足のアーチを潰すことになります。重心は土踏まずに落ちることが理想です。でもこの土踏まずは、土を踏んでいないから土踏まずなのであって、つまりは感じないところなんです。
ですから、分かりやすく言えば踵に重心を感じるくらいがちょうどいいということになります。
簡単な重心の整え方は、ウィンドラスメカニズム(足底腱膜)という足指を上げる動作で整います。
【問題4】
答えは、、、
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「 ◯ 」
少し分かりにくい表現でしたが、ようはお尻は締めない方がいよという話です。
まず、前提として知っていて欲しいことは、ヒトだけ腰部の前弯を持っているということです。
お尻の筋肉(大殿筋)は骨盤を後傾させて、腰部の前弯をなくす方に働きます。
立っている時にはお尻はリラックスしてプルプルを維持しながらも、腰は生理的な前弯でお尻が引き上がっているのが理想ですね。もちろん反り過ぎには注意が必要ですが、どちらかというと腰が反り過ぎるというよりはお腹が出過ぎていることの方が多いです。
いかがでしたか?ザックリとした解説ですが、いわゆる常識を疑うという事から正しい理解が始まりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
姿勢について詳しく知りたい方は僕の著書に関連した内容は書いてありますのでチェックしてみて下さい。
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