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【マガジン】Happy 国際ヨーガデイ2021 !

今日は2015年に国連によって定められた国際ヨーガデイですね。インドのモディ首相の発案で、世界中で広まっているヨーガはインド発祥の財産であり叡智であるという世界への誇示という意味が含まれています。

伝統的治療法を統括するインドのAYUSH省ではヨガについても積極的に発信しています。

国際ヨーガデイでは、AYUSH省が奨励しているヨガプロトコールがYoutubeで紹介されています。

ヨガのリサーチに関しては、以下のように提示されています。

「ヨガは古代インドのドラッグレスの実践システムであり、インド人と西洋人の両方で補完的な心身療法として使用されています。今日、大衆の間で健康とフィットネスについての意識が高まっています。今日のほとんどの医療専門家は、今日人類が苦しんでいる多くの病気は、ストレス、間違った生活様式、食習慣、そして環境汚染の増加の結果であると信じています。これらの治療法や実践は、体と心の完全な調和、ライフスタイルの修正、ストレスのない生活を送ることに焦点を当てているため、ヨガはこれらの障害の多くの万能薬になりつつあります。
世界中で行われているヨガに関する広範な研究は、ヨガに親しみやすいと思われるさまざまな障害や病気に関して有望であることを示しています。これらには、心身症、気管支喘息、真性糖尿病、高血圧、過敏性腸症候群、胃腸潰瘍疾患、アテローム性動脈硬化症、発作性障害、頭痛などのストレス障害が含まれます。また、心臓病、肺疾患、精神遅滞などの身体障害も含まれます。不安障害、強迫性障害、うつ病、薬物乱用などの精神障害も、他の治療法と一緒に管理することができます。腰痛、脊椎症、坐骨神経痛、心皮トンネル症候群などの筋骨格系障害は、甲状腺やその他の内分泌障害、免疫障害、肥満、現代のメタボリックシンドロームなどの代謝障害に多くの希望を与えるヨガの実践で効果的に取り組むことができます。
ヨガをテーマに世界中の出版された索引ジャーナルに掲載された研究論文に関する最近のデータは、合計5751の記事を示し、そのうち871の記事が臨床試験で公開され、665の記事がランダム化比較試験です。同様に、「瞑想」という用語で検索すると、7295件の記事が表示され、そのうち1022件が臨床試験で、773件がランダム化比較試験です。」

またAYUSH省では、ヨガイントロダクションとしてPDFにてヨガを解説しています。こちらの資料はヨガの愛好家や指導者は必見なものになっています。なぜなら、インド政府がヨガとは何か?ということを解説している公的なものだからです。

世界中でヨガの流派が乱立し、ある意味で自由に解釈され広まっています。国際ヨーガデイは、インド政府がそのような混沌としているヨガについて、公的に定義するという意味もあるのです。

全て英語ですので、以下にその内容をまとめてみたいと思います。原著はこちらからダウンロードできます。

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