【日記】除菌、除ウィルスの妄想
パンデミックによって、多くの人がウィルス恐怖症になっていますね。
いまだにこの猛暑でもマスクしてる方も、、、。
恐怖というのがどれくらい人を非理性的にするかを象徴する現象ですね。
さて、腸内フローラという名前で、腸内細菌と共生関係にあることはもはや常識ですが、常在というのはウィルスも同じということは知らない人も多いのではないでしょうか。
そもそも、爬虫類から哺乳類に進化するときにウィルスの寄生する遺伝子を使って胎盤ができたということも大切な事実です。
人間というのは、本当に妄想が好きなので、ウィルスを排除しようと考えてしまいますが、そもそもヒトの8%がウィルス由来であり、ヴァイロームがあることを考えれば何と非現実的な考えかということが分かります。
細菌ももちろんそうですが、ヒトというのは地球の一部でありまた、同じくウィルスもヒトの一部なのでしょう。
多様性という言葉が流行っていますが、人ひとりを覗いてみても、37兆個の細胞に、それを超えるかもしれない数の細菌にそして、ウィルスが共生して成り立っている生命体なのです。
これがリアルであり、頭の中の妄想の中だけはとヒトはヒトという意識だけなでしょうね。
そういう視点から仮想現実やメタバースなどをみてみると、そこには仮想ですからウィルスも細菌もいない意識のみの世界です。
その世界でこれからどんなことが起こってくるのか、ワクワクと同時により現実から遠ざかり、ウィルスなんてヒトには存在しないと思い込む人が増えるのではないかという危惧もあります。
僕はほぼ毎日畑で土をいじり、子ども達から風邪をもらい、細菌やウィルスに触れまくってる生活を送っています。
やっぱり人工物、意識優位な世界より、自然物で身体性優位な世界が心地いいなぁ。
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