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【子育て日記】それぞれと向き合う時間を作る

うちは4人子どもがいるのですが、できるだけそれぞれ個別に1対1で過ごす時間を取るようにしています。
子どもって薄情なもので、関わりが薄くなるとあっという間に他人のような素振りを見せたりします。
いるのが当たり前すぎて、向き合わないというか。

自分の世界に入ってしまったり、友達と遊ぶ方を優先するようになったり、中々親子としての会話なりをする機会がなくなってしまうこともあります。

子どもが多いのはありがたいことですが、その分、それぞれと向き合う時間を作る工夫をしないと関係が薄くなるなと思っています。

長女のことは以前にも書きましたが、そういうのは皆それぞれになありました。

長男はある意味で一番両親を独り占めしてたので、問題があるということはありませんでした。
次男も長男に歳が近かったのであまり親子関係でどうこうというのはありませんでしたが、優しい子なので厳しいお父さんは少し苦手という感じはあったでしょう。
僕が叱ったりすると母親に逃げるようにいくのは今は減りましたが昔は多かったですね。

その次男とも、時々二人きりで食事をしたり山に行ったりしています。
そうすることで、自分から相談話や学校での出来事を話すようになりました。
ビクビクする存在ではないということを感じたのだと思います。
次男ですから、逃げるのが得意だったので、親からも厳しい方からは逃げるという習慣がついていたのだと思います。

以前、次男が知らない子どもから喧嘩を売られて困っていたことがあり、喧嘩を売った子どもを僕が出て行って嗜めたことがあります。
その後、その親が自宅に来てうちの子(相手)が大人に暴力を振るわれたと言いがかりをしてきたことがあります。
まぁ大人同士話し合って、結局喧嘩を売ったのはうちの子ではなかったので、謝られましたが、その時も僕の後ろにずっと隠れていましたね。
そこから僕が武道の基礎を教えてますが、、、(笑)

次女も未子の甘えん坊ですから、怒られると僕以外の人の後ろに隠れるような子でした。
長女に近いですが、妻が甘やかすので謝らない、逃げる、無視するというような態度が一時期多かったのですが、僕と過ごす時間を作ってからそういうのも無くなりました。
時には、しっかりと僕は叱るので、その都度逃げないで関係性を修復することで、謝ること、間違っても逃げないことを学んでくれたなと思っています。

親は、叱ることよりも甘やかすことの方が楽です。
子どもと関わるよりもTVやゲームを与えて気を逸らしていた方が楽です。
その子と向き合うというのは根気が入りますし、時間が取られます。
親も仕事が大切ですし、タスクが多いと余裕がありません。
でも、向き合って時間を割くからこそ叱ったとしてもその関係性が壊れることはないのです。

叱らない育て方のすすめの本も読みました。
妻とそのことで離婚の危機になるくらい討論したこともあります。
でも、僕はやはりしっかりと叱る派です。
僕がやはり厳しく祖母に躾をされた身なので、その有り難さが身に染みているので、褒めるという上辺の関係ではいられないのです。
褒めるときは当然褒めます。
でも叱るときは叱らないと身に入らないのです。
繰り返しますし、表面的に取り繕っても子どもはどこかでことの重大さを理解できません。

社会に出れば、理不尽なことも多々あります。
叱ってくれる人がいればいいですが、多くは他人を叱るほど愛はないので放っておかれます。
そうして放任の結果が、自分勝手で、失敗から学ばない、打たれ弱い、自己中の人間です。
失敗は人のせいにして、不平不満ばかりをいう。

最近の殺人事件などをみても、引き込もりが他人を刺したとか、そういうのは親子関係なんだろうなと、「親としての責任」をどうしても考えてしまいます。
叱られて育った子なんだろうかと。
放任だったんじゃないかなと。

自分の子どもは加害者にはならない!
そんなことは分かりません。
放任状態ならそれは自分の子であっても他人です。
犬に例えるのは不適切かもしれませんが、躾のできない飼い主は犬に吠えられ、噛まれます。
かわいい犬が飼い主を舐めると噛み付くのです。

自分の子どもとして向き合うからこそ叱りますし、向き合います。
意味のない親の癇癪での暴力や、理不尽な虐待ではありません。
叱ることは言葉の暴力ではなく、タメだよ!ということの重大さを伝える手段です。

Mr.Childrenの歌詞にそういうことを考えさせられるのがあるんです。
僕はそこまでファンではないですが、この歌詞は刺さってるんですよね、、、。

うちの子が加害者にも被害者にもならない世の中にしたいなぁ。
僕は子どもにとっては口うるさい昭和の頑固親父でありたい。
「うちのオヤジは怖かったけど愛があったなぁ。」って死んだ後に思われたいなぁ。

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