見出し画像

【子育て日記】「ムヒ」っていったい何?

虫刺されといえば「ムヒ」。

この夏も、今もまだまだ蚊がいるので、子どもともどもお世話になってます。
ハッカが気持ちよくてなんか効いてる感じがする。
でも結局何?
ということで素人ならでは、消費者として調べてみました。

まずHPを覗くと、なんと100年以上の歴史があると!
驚き。

うちがよく使ってるのは液体ムヒ。

有効成分(100㎖中)を見てみます。

  • デキサメタゾン酢酸エステル 25mg

  • ジフェンヒドラミン塩酸塩 2.0g

  • ℓ-メントール 3.5g

  • dl-カンフル 1.0g

  • グリチルレチン酸 0.2g

  • イソプロピルメチルフェノール 0.1g

こちらに関してもHPにその働きの解説がありました。

HPより

なるほど、主要成分は「デキサメタゾン酢酸エステル」ということなのですね。
炎症を抑えると。
他でも調べてみました。

あぁステロイド(糖質コルチコイド)ですね。

その中でも弱い部類ということで、子どもでも使える感じなのですね。

やはり炎症を抑えるというとステロイドなのですね。
弱いということですから、これを使ってステロイドの副作用は心配ないものなのでしょう。
でも弱い部類にもプレドニゾロンがあって、ちょっと病院で聞き馴染みのある名前があるのを見るとちょと気にはなりますね。
塗る程度だからおそらく錠剤で飲むのとは違うでしょう。

では次の「ジフェンヒドラミン塩酸塩」も調べてみます。
これはヒスタミンH1遮断薬の抗ヒスタミン薬のようです。

痒み止めでレスタミンという軟膏がありますが、あれですね。

ということはムヒは、弱いステロイドと抗ヒスタミン剤が主成分の痒み止めということなんですね。
メントールとカンフルは清涼感を出すためのもの。
グリチルレチン酸は「甘草」という生薬の背成分だそうです。

甘草というのはこちら。

そういえば、筋肉の緊張を下げる働きで漢方にもあったような。
こむら返りに効くと聞いたことがあります。
「甘草」すごいですね。

イソプロピルメチルフェノールは殺菌用ですね。

こうやってみると、かなりバランスの取れた薬であることが分かります。
安心して使えそうです。
ステロイドも弱ければ上手く使っていけて、効果の方が高そうですね。

子どもにも使うものだし、親として調べておかないとですね。
消費者として手間だけど大事だなと思いました。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。