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【マガジン】アーサナのゴールはどこでしょう?

ヨガといえば一般的な印象はほとんど「アーサナ(姿勢法、体操法)」でしょう。インスタにはヨガのポーズをしている写真で溢れています。

ただ座ってる呼吸法や瞑想法では絵になりませんものね。やはり凄そうなポーズを決めて、「どうだ凄いだろう!」と言いたいわけです。

それは承認欲求を満たし、投稿している人のマーケティングでもあるのでいいとして、では本来のヨガの目的に合致したアーサナとはどのようなものなのでしょうか?

今回は、特に「アーサナのゴールは?」という問いを立てて検討してみたいと思います。

【アーサナのゴール】

そもそも、アーサナにゴールはあるのでしょうか?

多くのヨガ実践者の方は、アーサナを練習します。そしてその練習には、一応「目標」と言いますか、目指すべき指標があるわけです。例えば、ピアノの練習であれば、ベートーベンの〇〇が弾けたら概ねどんな曲も弾けるとか、武道なら有段者までなれれば護身術としては使えるだろうとか、水泳で400m個人メドレー泳げれば泳ぎに関しては水を怖がらすに楽しめるだろうとか。

ではヨガのアーサナはどこまでできるようになったら一応のゴールに到達したと言えるのでしょうか?

・ハンドスタンドが取れたらいいのでしょうか?
・バックベンドで足首を取れたらいいのでしょうか?
・足が首にかかるといいのでしょうか?

ちなみに、上記の目標を達成すると何が得られるのでしょうか?

・人に自慢できる?
・インスタ映えできる?
・達成感が得られる?
・一般人とは違う特別な存在になれる?

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