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【日記】なぜタバコは健康にとっては「百害あって一利なし」なのに社会から無くならないのか?

タバコの害は周知の事実ですが、未だに社会からなくなっていません。
喫煙者の癌の発生率は、未喫煙者の5倍です。
またこれは、受動喫煙でも同じく肺がんで1.28倍など、様々な害を受けます。

厚労省の「健康日本21」の施策でも禁煙は、大きな課題であり医療費の削減にも直結する、社会的な問題です。

国としても、税金を高くして、タバコを使用することの負荷を高くして、抑制を図ろうとしています。

現在20本入りのタバコが¥580だそうです。
そのうちの税金は¥357です。
結構とってるなという印象です。

参考)国税局

ただ、国税局のHPの文言にもあるように、この税収は「国の貴重な財源となっている」ということですから、基本的になくなっては困るということもあります。
なんとも矛盾を感じますね、、、。

嗜好品だから無くすわけにはいけない。
産業としてもある。
でも病気になって医療費を圧迫する事はある。
だからその責任は自業自得の部分があるので本人から税金を取ってそれでプラスマイナスゼロにするみたいな感じでしょうか。

ちなみに世界のタバコの価格はこうです。

世界の価格比較

参考)Yahoo!ニュース厚労省

同じもの購入するのに、負担が数倍とかあるわけで、ここまで違うと凄いですね!
厚労省の資料でもあるように、まだまだ医療費の負担を吸っている人達に貸せるには安すぎる状態です。
¥2000レベルになればグッと少なくなるでしょうね。

時系列では着実に喫煙率は減少しているので、この傾向はが続いて行くといいですね。

参考)がん情報サービス

ニコチンには依存症があるので、ギャンブルやアルコールなどと同じように経済的、心理的な要因が大きいので、健康に悪いというメッセージだけでは難しいでしょう。

参考)ニコチン依存症

でも、まずは価格をもっと上げることが必要なんだと思います。
子どもの頃にタバコに出会わない環境を作ることも重要ですね。

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