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映画『PERFECT DAYS』とパティ・スミス

遅ればせながら、映画『PERFECT DAYS』をようやく観た(U-NEXT)。

友達から「絶対観た方がいいぞ」と言われた理由が分かった。確かに音楽、特に洋楽ロック・ファンには楽しめますね。でも公開以来、沢山の人が映画について語って来たでしょうから、横道に逸れてふと思い出したことを。

いまだにカセットテープを愛して、Spotifyのことも「お店の名前か?」なんて間抜けなこと言う主人公は、マニアックに見えるけど、我々ベテラン・ロック・リスナーからすると、あのチョイスは全く王道です。普通です(笑)。

これは、福岡のジュークレコードのオーナーだった、故・松本康さんが80年代に作った手製の品。こだわりの選曲。

若い女の子がパティ・スミスに興味を持つシーンがあります。

それで、パティ・スミスの強烈だった初来日公演の出来事を思い出しました。

Patti Smith
1997/01/11 恵比寿ガーデンホール

ライヴが始まって数曲演奏した後、パティは虚な目をして遠くの方を見つめてました。シーンとする会場。外国人オーディエンスの1人が「どうしたのパティ?」みたいなことを言いました。すると、パティはこう言ったのです。

"I'm just taking a meditation break"

この一言は鮮明に覚えてます。「瞑想してるの」ですよ!コンサートで絶対忘れられないMCでした。パティは本物のロッカー、パンクスです。

"Peaple Have The Power"を
生で聴けました!
この時はやらなかったけど、次の来日で名曲、
"Because The Night"やってくれました


my note #112

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