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ちあきなおみ『喝采』の思い出
ちあきなおみの全楽曲が配信解禁となった。
『喝采』(1972年)の時は小学3年性だったけど、大好きな曲だった。この年、日本レコード大賞を受賞している。
当時、父も母も大晦日まで働いてて、仕事終わって軽自動車に親子4人が乗って、父の運転で両親の実家がある大分県に帰省していた。その車中でレコ大や紅白歌合戦を聞いてた。『喝采』はその時のイメージが強い。それが令和の時代に配信で楽しめるようになるとは!
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一口に「昭和歌謡」と言っても、70年代と80年代ではテイストが異なると思う。『喝采』の時代の70's歌謡曲は、どんより暗い。当時の日本の世相はそんなムードだったのだろうか。子どもだったから世の中のことはよく分からなかったけど…。さくらと一郎の『昭和枯れすすき』とか。歌い出しがいきなり「貧しさに負けた」だし。こんな暗い曲、よく聞いてたな、小学生で。
あと、これも好きだった。シュールな歌詞が面白い。
『ハチのムサシは死んだのさ』(平田隆夫とセルスターズ)
まだ洋楽に出会う前。テレビの主導権は親にあり、受動的に音楽に接してた頃。でもその頃の歌謡曲は懐かしい思い出がいっぱい。
my note #105
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