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最近人と話さなくなったなぁって話。

表題の通り。

元はといえば小中高と陰の者だったので、本を読んでばかりで人と話すことは少なかった。
変わったのは大学に入ってからで、陰の者が多数を占める部活に入ったところ、実は陰の中では陽だったみたいで自分から話しかけることが多くなった。
面白いやつだと周りからチヤホヤされるようになって、勘違いした結果自分はコミュニケーションが得意な人間だと思うようになった。
だから、新卒で入った会社~次の会社まで5年くらいはBtoBのIT営業をやってた。とはいえ、人の話を聞いてそれ踏まえて提案したりするのは結構得意だったし、それなりに楽しくやっていた
そこから技術職に転じたことや、結婚して子供が生まれて交友関係が減ったこともあり、だんだん人と話す機会は減っていった。
でも、それだけじゃなくて、今そもそもあんまり人と話す気にならない。
なんでかなーってずっと不思議だったけど、言語化してみる。

そもそも、少年期に人と話さなかった理由について考えると、人と話すより本読んだりゲームしたりアニメみたりした方が面白かったからだ。
当時周りの人と喋ってもアイツがああだとか低次元な(上から)話ばっかりでうんざりしていた。
大学に入ると同じくらい勉強してきて、陰の者でサブカルも好きで気が合う人たちが周りにいて人と話すのが楽しいと思った。それに、結構年の離れた先輩と話す機会もあり色んな知見を聞いて刺激を受けたり自分の世界が広がる感覚があった
それから、営業職を経たりして今になって思うことは、別に他人から刺激を受けてもそれだけなら何の意味もないってこと
なんかわかんないけどすごい人と話してなんかわかんないけどすごく刺激を受けてなんかわかんないけど世界が広がる感覚があっても、自分の中身って1ミリも変わってないんだなってこと。
もちろん、刺激を受けた結果自分で考えて行動して何かしら独自の結果を生んだならそれには大きな価値があると思う。
でも、人の話を聞いただけならば、結局のところ分かるのはその人はそう考えてるんだなって言うことだけだと思う。
だから、実利的な意味で考えると会話によって得られるプラスってあんまりなくて、もちろん緩衝材的には組織でやっていくには必要なんだけど、あまり積極的に必要とはしてないんだと思う。
家では妻と娘がいて幸いなことに一番気の合う仲間たちなので、ストレス解消的にもそんなに必要としていない。
そして、会話によるアウトプットが減った分、創作によるアウトプットをするようになった。ゲーム制作、文章。誰かの考えを取り入れるのではなく、自分の頭の中にあるものを世界に創りあげるようになった

今の自分は、もう、今までに得た知見を元に自分はこうだという発信をしていいくらいになった、ということかと思う。

そんなわけで、私は最近人と話さなくなりましたとさ。

皆さんにとって会話とは?


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