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頑張れるのは恵まれているから

何かを頑張れる人とは、「それだけ恵まれた条件を持っている人なんだ」と、私は考えています。

私は音楽や読書が好きなので、楽器練習や読書に毎日数時間ずつ、時間を費やしています。

もちろん、仕事も数時間しているので、毎日をフルに使っている感じです。

そういうのは、はたから見ると頑張っているように見えるのかもしれませんが、私にはあまり頑張っている感覚がありません。

それは私がたまたま、それらのことをするのに恵まれた条件を持っているからだ、と考えています。


例えば、

「たまたま、その分野に強い欲を持てている」
「たまたま、五体満足で生まれることができた」
「たまたま、学習障害ではなかった」
「たまたま、良い先生や仲間に出会えて、よく導いてもらえた」
「たまたま、情熱が長続きするキッカケに恵まれた」
「たまたま、それをやめるほどの大きな挫折に出会わなかった」

というような恵まれていることが、たくさん重なったからですね。

逆に言えば、上記以外の分野だと、私はあまり力を発揮できませんし、頑張る意欲も持てません。

そうした分野においては、情熱も、適性も、キッカケも恵まれていない、ということですね。

ですから私は、自分が普通にできていることは、「恵まれていることなんだ」と思って感謝していますし、

何でも自分一人の努力や心がけだけで成し遂げられているわけではない、という謙虚さを忘れないようにしています。

そして、なるべくその恵まれていることに取り組むことを中心にして、これからも生きていこうと思っていますし、

自分が普通にできないことや他人よりも劣ること、すなわち恵まれていないことは、他の人に任せて自分ではやらないようにしています。


自己評価を下げる大きな原因の一つは、自分が恵まれていない分野で頑張ろうとすることだ、と私は考えています。

恵まれているものに感謝しながら、自分が自然に取り組めることを大事にしていきたいものです。


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