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メンタルが安定しやすい人間関係の条件

メンタルを安定させたり、高いパフォーマンスを維持するために、メンタルが安定した人たちに囲まれることは大切なことです。

メンタルが安定した人は、少々のことでは心が乱されず、失敗やトラブルをそれほど気にしないし、細かいことを言ってきません。

だから、無駄にペースを乱されたり、余計なストレスを与えられることが少なくて、楽なんですね。


メンタルが不安定な人ほど、ちょっとしたことで心を乱し、細かい指摘や注意をしてきます。

自分の心が乱されやすいからこそ、周りの人たちの行動をコントロールして、自分の安心できる範囲内に収めようとしてしまうんですね。

ですから、メンタルが不安定な人たちに囲まれていると、

本当に重要なこと以外で、「こうすべき」「ああすべき」と要求されることが多くなり、余計な意志力を奪われることになります。

一般的には、人に文句を言いまくる人や、人に注意をしたがる人は、図々しくてメンタルが強い人のように思われがちですが、

「周りの人たちをコントロールしないと落ち着けない」という場合は、メンタルが不安定なのだと思います。

メンタルが安定していれば少々のことでは心が乱れないので、細かいことを気にせず、

それぞれの事情を想像したり、周りを気づかう余裕もあるので、余程のことがない限りは、あるがままを受け入れて自由にさせておくものです。

もちろん、自分に都合の悪いことが起これば、周りに対して「こうしてほしい」などとお願いしたり、何かの協力を仰ぐことはあるでしょうけど、

心に余裕があるので、不機嫌に注意をしたり、「自分が正しい」という前提で、言うことを聞かせようとすることはありません。

強い口調で言う人は自分に自信がなく、断られることや下に見られることを恐れているんです。


基本的には、メンタルが不安定な人よりも、安定した人たちに囲まれるほうが、トラブルにも強くなり、メンタルも安定します。

人間の性格は、遺伝だけなく環境でも決まる、と言われていますから、

遺伝よりもコントロールしやすい環境については、なるべく気をつけて整えていった方が良いかと思います。

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