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ストレス解消よりコントロール感が大事!

ストレス過多の時代と言われる昨今、人によって様々なストレス解消の方法がありますが、

中には、本人が「ストレス解消だ」と思っているだけで、実際にはそれほどストレス解消に繋がっていないものが多くあります。

例えば、タバコを吸うとか、お酒を飲むとか、美味しいものを食べるとか、漫然とYouTubeや動画サイトを観るとかですね。

これらの行動がムダだ、と言いたいわけではありません。

これらの行動によって、ちょっと現実から距離を置き、リラックスして気分転換をするのは、とても良いことだと思いますが、 

これらの行動は、本質的なストレス解消には繋がりません。

なぜなら、自分で自分の状況をコントロールする要素がないからです。


ストレスに強くなるには、「コントロール感が重要」です。

人は、自分の状況を自分でコントロールできている時に、ストレスを受けにくくなり、自分でコントロールできない時に、ストレスを受けやすくなります。

例えば、理不尽な状況に合った時に、「どうして自分がそういう目にあったのか?」が分からないままだと、どう対処していいか分からないですよね?

このように、自分にコントロールができない状況にあると、人はストレスを強く感じてしまうのですが、

原因はどうあれ、その状況を自分なりにポジティブに捉え直してみたり、そういう事態に再び遭わないように、自分の行動や環境を積極的に変えてみたりして、

その状況を、自分でコントロールしている感覚を持てると、ストレスを受けにくくなるんですね。

受け身的に、ただ被害を受け、その傷が癒えるのを待ちながら、現実逃避的な行動で苦しい状況を誤魔化すのではなく、

(それらも対症療法としては、決して悪くないですが、、、)

何らかのコントロール感を得られるようなことに、時間を使うほうがストレスには強くなっていきます。

何かの趣味に取り組む中で上達している実感を得るとか、何かの学びに取り組む中で理解が深まった感覚を味わうなど、

「自分の力でコントロールできている」という感覚が得られることを増やしてみるのも良いと思います。

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