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リアルビジネスの課題にテクノロジーで挑む面白さ

どうも、akippaでPdMやプロダクト開発チーム全体のマネージしてる井上です。
最近、趣味の釣りにいけてなくてつらい。

さて、akippaの代表の金谷が1ヶ月ほど前にnoteを書いて、missionをアップデートしたこと、その背景をお伝えしました。

この記事では記載していませんが、実はこのタイミングで会社のVisionも少しアップデートされています。

https://akippa.co.jp/corporate/value/

どう変わったかと言うと、これまでは「"あいたい"をつなぐ」とシンプルだったものが、「リアル」と「世界中」という言葉が仲間入りしてかっこよくなりました。

変更前も含めて、私はこのVisionがとても好きで、採用のカジュアル面談や面接の際にこのパートを熱く語ります笑
なぜこのVisionが好きなのか、そしてこのVisionのおかげでakippaのプロダクト開発がめっちゃ面白いよって話を今日はしてみたいと思います。
akippaに興味がある方、あるいはakippaには興味が無いけど、リアルビジネス(オンラインビジネスの逆)に興味がある方に魅力が伝わればハッピーです😘

Visionはドメインを定義する

そもそもVisionとはなんぞやという話を最初に少しだけ。
MVV(C)などで語り尽くされていると思いますが、私はある地点での事業の到達点を示したものだと考えています。
なので、Visionは一つではなく、最終形に加えて2023年、2025年、2030年といった区切りでその時点の到達点を示し、そこに向けて到達する道筋を戦略として描いたりするものだと思っています。

つまり、Visionに示された範囲で事業はスケールしていくし、逆に言うとVisionの範囲でしかスケールしないものであると言えます。

なぜakippaのVisionが面白いのか

そういったVisionの捉え方を前提に、akippaのVisionがなぜ面白いのかをここから熱く語ります。

[理由1]リアルであること

1つ目は「リアル」であること。
街中を歩けばみんなスマホを眺め、公園ではTikTokの動画を取る若い子たちがいて、家に居てもNetflixを観たりオンラインショッピングをする。
オンラインでやれること・楽しめることが増えて可処分時間をそこに費やすのが当たり前の時代に、akippaはあえてリアルなビジネスを展開しています。

リアルであることはそれだけで面白いんです。
街中にakippaの駐車場が広がって、ステッカーなどが増えていくのを実感できます。
世田谷周辺などがそうですが、気がつけば住宅街でもakippaがめっちゃ広がっているなんてことも。

世田谷周辺のakippaの広がり

また、駐車場で実際に使ってるドライバーさんに会うこともありますし、自身が使ってオーナーさんにご挨拶してサービスのフィードバックを頂くなんてこともあります。

あと、UberやAirbnbのような、GAFAMに続くアメリカの10兆円規模のIT企業でリアルサービスを展開しているところは実は多いんです。
オンライン領域ではなかなかGAFAMに勝てないところを、リアルならではのアプローチで新たな市場を構築し成長して独占していく。
その醍醐味がリアルビジネスにはあると思います。

[理由2]人が移動し会うことの価値

とある大手自動車会社の方が、打ち合わせの場で「人類が誕生してから、アフリカから南米まで数百万年かけて移動した。移動するということは人類のDNAに刻まれた文化である。」ということを仰ってました。
なぜ移動したかと言うと、獲物を捕らえるためだったり、外敵から逃れるためだったりしたと思うんですが、要は生きるために移動していたということだと思います。

では、食べ物が溢れ、外敵に命を脅かされず、オンラインでだいたいのことができる現代において、なぜ人は移動するのか。
それは移動した先でしか得られない価値があり、それがとても尊いものだからだと思います。

例えば、akippaのレビューには以下のようなことが書かれたりします
- コロナ禍でも車で安全に移動することができ孫の顔を親に見せることができた
- 駐車場を予約できたことで、遠方の大好きなアーティストのコンサートに行けた
- 気軽に車で訪れることができるようになったので、サッカーの応援に訪れる回数が増えた
- 駐車場を抑えられたので安心してプロボーズができて成功した
- 明日不自由だが駐車場があることで家族の運動会に参加できた

移動した先でしか得られない体験を繋いでいくことで、このようなエピソードをもっと増やしていくことはとてもやりがいを感じられます。

[理由3]移動(モビリティ)マーケットの大きさ

akippaの現在のサービスである駐車場シェアリングは手段の一つであり、移動の困りごとを解決していくことが目的です。
そのためにモビリティサービスとの連携を深化させていくことがとても重要です。

駐車場のシェアリングで駐車場カバレッジを日本中・世界中で高め、そこにEVステーションを設置したり自動運転車のオンデマンド配車なども駐車場ネットワークという物理的なプラットフォームの上で展開していくことができます。
世界最大のマーケットであるモビリティ市場で地殻変動が起きている今、できること・やるべきことは無数に存在しています。

まとめ

1,2,3を一言でいうと、「面白いリアルサービスの領域で価値あるビジネスを展開しており、それが今後世界最大のモビリティ市場へスケールしていく」ということです。
Visionは事業のドメインを決定すると言いましたが、akippaの事業ドメインは価値の観点でも規模の観点でも(少なくとも個人的には)とてもワクワクできるものであると思っています。

なぜakippaのProduct開発が面白いのか

そんなVisionのもとでProduct開発を行うことは当然のことながら面白いものになります。
特に、チャレンジする領域が広くその難易度の高い課題にどう立ち向かうかという面白さが存在しています。

例えば、ビジネスモデルの観点ではakippaはCtoCおよびBtoCのマーケットプレイスを構築していますが、マーケットプレイス型のビジネスモデルで以下に非線形の成長を実現するかというチャレンジに今は立ち向かっています。

また、技術的にも多くのチャレンジする課題が存在しています。
将来的にモビリティサービスと連携していくことを見据えたときに、単一サービスとして設計されたアーキテクチャのままで良いのか、あるいはIoTやセンシング技術などでスマートパーキング・スマートシティ系のソリューションをどう絡めていくか、コネクテッドカーや自動運転車などのハードウェアとどう連携をしていくかなど、技術的な取り組む価値のある面白い課題が沢山あります。

Vision実現のため、これらの課題を優先度を決めながら一つづつ解決していこうとしていますが、まだまだ人手が足りていない状況です。
ぜひちょっとでも面白いなーと思った方は以下のリンクからお気軽にお声がけくださいね〜!


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