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【お腹の痛みと心の弱さ】-08「仕事中の痛み、うまく立ち回る」

 仕事でお客様対応していた時に腹痛になると、とても大変でした。

 一時交代してくれる人がいれば、頼んで代わってもらうこともありましたが、忙しくて変われないときはどうしようもありません。
 最初は頑張って我慢していましたが、経験年齢があがり上司や先輩とコミュニケーションがとれるようになった時には、上司に「ちょっと腹痛が、交代お願いいたします。」と伝え、トイレにいっていました。

 今考えたら生理現象なので仕方ないことと思いますが、当時の私は人に迷惑はかけられないと思っていました。

 そして交代してもらう人がいない場合はというと・・・
 書類を倉庫へ取りに行くふりをして、お客様に「少々時間がかかります。おかけになってお待ちください。」と伝えて、慌ててトイレに駆け込みました。
 すぐ出るので、書類取りに行くより戻るのが早かったかもしれませんが。
 私のような腹痛持ちは、外勤はできないです。外回りがあるときはお客様と自分のお腹の予定を考えないといけませんから。

 また、会議の時も苦労しました。

 簡単なミーティング程度であれば構わないのですが、重要な会議での退席はかなり抵抗がありました。
 先に書いたように生理現象だし、体調が悪化することを考えたら気にしないで退席をすればいいことなのですが、当時はそれができませんでした。
 このような腹痛の痛み、悩みを持つ人は他にはいないのかなと思うと、自分だけなら我慢するしかないとまで考え、必死に時間が過ぎるまで耐えたり、仕事に集中して気をまぎらわせていたのです。
 

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