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コンペに100%勝つ方法とは?

最初に言っておきます。
これは受注になるかならないかという話ではありません。
この時点でタイトル詐欺かと思うかもしれないですが
最後まで読んでほしいと思います。

勝つ目標を変更してみるのはどうでしょう


まずコンペにおいて自分たちができる影響はどこまでなのか?
を考えます。
クライアントの内部状況はクライアントにしかわからないし、決済者不在のコンペなら尚更どうなるかわかりません。

よく大きな企業だとある話ですが。お目当ての業者があっても
必ず3社は合同コンペに参加させよ。という会社の規定の出来レースがあるといいます。

そんな中、自分たちの影響下にない戦いを目標とした戦略は、その時点で無意味であると言えるでしょう。
コンペで受注をゴールとして設定してしまった時点で確実な戦略とはいえなくなってしまいます。

では何を目指すのか?
確実に勝つ方法として戦略を練るべき目標とは?

まずは目の前の確かなものを目標とする



それはガクトが芸能人格付けに強い理由に似ています。
ガクトも判断に苦戦する時もありますがそんな時は。
「出題者の傾向や、わからない中でもその場で見 極められる情報から推測していくんだ」といいます。

確実なもの。自分の影響下にあるもの。を目標とする。

それは例えば、クライアントに対しての本当に課題を考えた充分なアピールを見せつける。そして仲間に対しては信頼と実力を示し、また一緒に仕事したいと思わせる仕事ぶりを示すということです。

ゴールをクライアントや仲間へのアピールだとすると不確かな戦いから確実な戦いへと変わります。

その考え方であれば、無収穫な仕事などなく。不採用でも落胆することもありません。

社運がかかった大きなコンペほど返答を待ってる時は胃がキリキリするほどツラいですが、それはコンペが終了した時点で無事案件は終了しているということだと考え、周りに十分アピールできた。と、あとはビールと共に忘れればいいんです。

コンペとは不味くて高いワインを選んでるようなもの?


そもそもコンペ案件を受けなければいけない時点で試されているということで、もはや、クライアントへ実力を認めてもらえていないということでしかなく。
採用・不採用で一喜一憂するほどの立ち位置でもないと思うしかないんですよね。

コンペが本来の課題解決から遠い理由として3つ挙げるなら。
一つはコンペ体質の企業は業者とのよい関係より価格や、真新しいアイデアを重視している点。
二つ目は、コンペで提案できることが初回のオリエンだけではかなり浅いことがあるかと思います。
そして三つ目にコンペに勝つ。ということ自体が本来の課題解決から外れているケースもあり、業者の戦略がずれていることもあるかと思います。

これも格付けと同じで「正解している芸能人は、美味しくて品質の良いワインを選んでいるんじゃなく、ただ高いワインを選んでいる」ということと同じでしょう。

仲間のための日頃の恩返しができるチャンス


とはいえ、自社の規模ではコンペに受注のため参加せざる得ない時もありますし、お得意の企業においてはそれが決まったスキームになってることもあます。
どうしても参加するしかない場合は、まず身近な仲間のために日頃の恩返しのつもりで精一杯いい仕事をしてあげるといいのかなと思います。

仮にコンペで採用されて、一時的な売り上げになっても
チームがいい状態でないと関係は長くは続きませんしね。

身近な人のためにいい仕事をすることは確実に可能な戦略です。
それでもうコンペに100%勝っていると言えると思います。




ブランディングを元にデザイン業務をやらせていただいています。


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