見出し画像

ロジックorデザインかでは無く、ロジックを美しくデザインできる力が必要だ


よくデザイナーの会話で聞くワードとして「デザイン」か「ロジック」か。
とにかくまずは見た目が重要という意見もあれば、クライアントへ説明ができるロジックこそ正義である。という意見。

そこでデザインが犠牲になってもしょうがない。と

もちろん、どちらも重要であることはもっともだが、
デザイナーとしては、最初に生み出したデザインが外部からの要求によりロジックが優先され、当初のデザインが崩れてしまう。という状態が内心ストレスになると思う。

ある時、営業から言われた。「お客さんからここのデザインは綺麗なんだけど、より内容を盛り込んで、この文章を入れたい。それにはデザインが崩れてもしょうがない」と。

私は快く受け入れましたが、私を気遣ってその営業が言ってくれたのが「ありがとうございます。でもここってデザイナーのこだわりですよね・・せっかく作ってくれたのになんかすいません。。

そもそもデザイナーの仕事とはなんでしょうか?
クライアントが伝えたい内容を整え、さらに視覚的なレイアウトやあしらいで効果的に伝える仕事

であれば、適切なロジックが乗ることでデザインが崩れるならそもそもそれはデザインできてないということ。

だからこそ最初に組まれる構成や原稿にも真剣になるべきだし、途中から入った修正にも理解と提案を示すべきである。

そして何よりもそれらを、今までよりさらに良くなるようにデザインするスキルが必要とも言える。

これからは、どんな理不尽な修正や変更も営業やクライアントへ胸を張って言ってみよう「大丈夫です。私はデザイナーなんで、どんな修正でも綺麗に整えてみせます」と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?