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海外生活を起動させる3種の番号とは

ノルウェー生活そろそろ4ヶ月となりますが、まだまだ軌道に乗ったとは言えません。日々の生活のあちこちで、小さいものから大きいものまで、いろんな不便にぶつかり続けてます。

その不便の原因を辿ると、生活に必要な3種類の番号の取得にすごく時間がかかったからだ、というのが今回の経験での学び。

おそらくノルウェーだけでなく、日本や多くの国で長期生活する為には、なくてはならないもの。そして、異国で手に入れるのは結構大変なもの。

さて、その3つの番号とは何でしょう?

ついに初雪。一面雪景色。

1.社会保障番号

日本ではマイナンバーにあたるもの。ノルウェーでは National Identity Number と言います。

ちなみに、シンガポールでは NRIC (国民登録番号もしくはビザ番号)、アメリカではSocial Security Number ですね。

この番号がないと、生活するためのあらゆる手続きが始まりません。何かを契約したり、登録する際の必須項目です。

私たちはノルウェーに着いてすぐ、最優先でオスロに出向いて手続きをしました。が、郵便で送られるはずのレターがいつまでたっても届かず、約1か月を要しました。宛先が短期滞在先だった為、スムーズにいかなかったのです。

まずここでつまづいた。

2.銀行口座

日本やシンガポールのクレジットカードカードがあるので、とりあえず現金引出しや買い物はできます。
が、ノルウェーで多くの人が利用するVippsと言われる電子マネー決済は現地の銀行口座がないと使えません。学校やイベントでのちょっとした支払いはVippsを指定されることも多い。

不利な為替レートで利用上限額のある海外のクレカや、時間と手間と手数料のかかる海外送金は、長期滞在なら避けたいところ。

現地の銀行口座開設にはNational number が必須です。私たちはそこに手間取ったうえ、銀行の開設手続きは通常5週間(も!)かかるのでした。

必要書類が揃えば即日で開設できる日本やシンガポールとは随分違って、予想以上の所要時間に天を仰ぎました。

3.電話番号

Wifiがあれば海外の番号でも携帯は使えるし、現地の番号はプリペイドカードという選択肢もあります。でも、wifiや容量を気にすることなく、屋外でも携帯でデータアクセスしたい。そうなると、各種サービスプランのある正式契約で番号が欲しい。

長期契約で番号を取得するには、National IDと現地の銀行口座が必要です。なので、現地の電話回線を使えるようになったのは一番最後でした。

あらゆるお店のメンバーシップは、国内番号があって登録が可能になります。物価高のノルウェー生活では、メンバー割引は必須。
ようやく、いろんなサービスを受けられるようになりました。

期待値を下げて、スローライフに切り替えよう

そんなこんなで、3ヶ月が経過してようやっと3種のマストナンバーが手に入りました。海外移住する個人にとって、この3つの番号は生活のインフラだと実感。

いろんな不便は少しずつ解消されつつありますが、現在進行形の最大の不便は、車を使えないこと。
National ID取得に時間を要したことで、夫の免許切替え手続き(これまた何週間もかかる)が運転可能期間に終わらなかったのです。この地で、この季節に車がないのはかなりの痛手。

そして、これまでで学んだもうひとつの大きな学び。
ノルウェーは物事を進めるのに、思った以上に時間がかかる。

日本やシンガポールに比べると、え、なんでこんなにゆっくり?と感じる事が多い。他の国を経験してきた人々に言わせれば、「いやいや、システムはちゃんとしてるし効率的な方だよ」、とのことですが。

私たちがここで生活するには、効率的で手の行き届くサービス社会の常識をちょっと脇に置いて、多少の不便も許容するスローライフの感覚を身につけた方がよさそうです。

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