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生産や流通にたずさわる人と消費者の思いをつなぐ

Instagram や Twitter で情報収集。かわいいもの見つけたらタップ数回で気軽に買い物。カード 決済で手間いらず。送料無料で次の日には手元になんてこともごく普通。どこにいても、いつでも、 目の前にある、ショッピングモール。何がかわいくて、何が流行りで、使いごこちはどうなのかまで、 全部手軽に手に入る。

楽しいネット販売のうらがわで。。。1日15時間の過酷な労働を200円くらいの日当で行っている 人たち。学校にも行けず奴隷的な労働を強要される子供たち。工場のラインで秒単位のスケジュー ルで働かされ、上司の監視のもと時間に恐怖しながら働くことを強要される人たち。そんな人たちが たくさんいるらしい。

今まで、「こんな便利な今の世の中最高!」って考えてた。でも、グローバル・バリューチェーンの 現状について考えてみたとき、バリューチェーンのバランスが崩れていることに気づいた。発展途 上国で組み立て作業をする人たち。。。俗に言うスマイルカーブの中流にひずみが出てきている現 状にちょっと恐怖した。

「わたしのちょっとのしあわせを創るために疲弊する人たちがそこにいる」そんな事実に悲しい思 いが。。。「だれかの不幸の上に成り立つ便利なんていらない」調べれば調べるほど、そんな気持ち がこみ上げてくる。でも。。。どうすれば。。。

働く人たちの疲弊を考えてなかったわたしの気持ちのモヤモヤが、今の問題。もし、それを知っ ていたら買い物の方法や場所、気をつけることも変わっていたかも。ていうか、今後変えるつもり。

でも、どうやって。。。希望を言うと「生産や流通にたずさわる人の思いや気持ちを知って商品を 購入したい」ってすごく思う。知ることで賢い消費者になれそう。そんな流通の仕組みができればち ょっと嬉しいかも。

ここでちょっと立ち止まって考える。流通って「生産と消費の乖離を解消する機能」だと学校で習 った。生産地と消費地をつなげる役目を担う物流。売りたい人と買いたい人をつなげる役目を担う 商流。情報で人と人をつなげる役目を担う情流。こんな感じだった気がする。

生産と消費の乖離をつなげる流通。でも、今「生産や流通にたずさわる人と消費者の思いが、気 持ちが、乖離している」そんなふうに思った。生産する人の気持ち、流通業で働く人の気持ち、その 思いを知り、その上で判断して買うことができれば、こんなモヤモヤないはず。さらには、私たち消 費者の気持ちも伝えることができれば流通を通してコミュニティができるかも。

生産する人、流通業で働く人、消費者、すべての人の思いの乖離をなくしてつなげる。ブロック チェーンを使ったトレーサビリティ技術を使いインフラを整備すればできる気がする。商流・物流・情 流に加えて「思いの流通=思流」が流通の新しい波にならないかなぁ。

前に書いたやつのリメイク。。。グローバルバリューチェーンの話にしてみた。。。あと、おしゃれな写真借りました。。。ありがとうございます!!