この1年間のこと。
フォトグラファー/ライターという生き方。わたしは最初からこの肩書を名乗っていたわけではありません。社会人としてのスタートは都内にある専門書メインの出版社の編集者。そこで4年弱、雑誌・書籍の編集者として仕事をした後、公務員に転職。公務員時代に写真を撮ること…もう少し詳しく書くと「女の子の写真を撮ること」に目覚めました。
今でも忘れない2015年5月5日にはじめて一人の女の子を撮影し、その写真を夜、Instagramに投稿した所「私も撮ってほしい!」とDMが殺到。1時間で10名以上の方からお申し込みをいただきました。一人しか撮ったことないし、写真も趣味程度でしか撮っていなかったけれど「私は写真家として女の子を撮っていこう」と決意。そこからいろーんなことがあって、公務員という安定した仕事を辞め、2017年1月、フリーランスとしてフォトグラファー/ライターとして生きるという人生を選びました。
今日は2019年3月31日。おかげさまでフリーランスとして3年目を迎え、多くの方に恵まれて、仕事は波はあれどとても順調です。1年目でファッション雑誌『LaLa BEGIN』表紙撮影、写真集発売、2年目は表参道ヒルズで写真展開催、タレント・女優さんの撮影(のんちゃんとか志尊淳さんとか)、OL向けフリーペーパーシティリビング・朝日新聞デジタル&wでの連載、他多くの雑誌、WEBで撮ったり書いたりお仕事させてもらっています。
でも。でも。でも。本当にごく最近まで自分の肩書に自信が持てませんでした。「フォトグラファー/ライター」という肩書がなんだか恥ずかしくて、どっちつかずな気がして、名刺交換の時も「フォトグラファーの忠地七緒です」って言ったり「ライターの忠地七緒です」って言ったり…。撮影・執筆どちらもできることを周りの人は褒めてくれるのに、全然認めてあげられなかった。
そんな想いがこの3月ふわっと無くなって「ああ、もう私は私で生きていけば良いんだ」と腑に落ちました。それはなぜかということを今から書いていきたいと思います。
ここから下は有料となります。この1年で感じたこと、学んだことをあまり隠すことなく書いています。
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