がん4年後の僧籍取得から続く、僕の道②
5.緩和ケア病棟で見えたもの翌年に教師資格を取りました。教育するための資格というよりも、敢えて言うとお葬式を丁寧に上げられる、つまり住職になるのに必要な資格です。将来住職になる目標は持っていなかったのですが、「とりあえず教師まで」と思っていた道が<次の橋>へと繋がりました。
翌年、西本願寺が持っている緩和ケア病棟(あそかビハーラ病院)で、宗教家としてがん患者さんに接する僧侶(ビハーラ僧)の第一期研修生募集が行われ、受験資格に教師取得が必要だったのです。
春に受けた研修生試