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「男女の友情は成立するのか」論

めちゃくちゃ前に、Twitterでアンケートをとりました。
それは、
「男女の友情って成立すると思う?」という質問。
50人の人が「する」「しない」に投票してくれました。

結果とお詫び

まずは結果から。
成立する 66%(33票)
成立しない 34%(17票)

私の予想では「成立する」の方が多いかなと思ってたのですが、
思ったより多くの人が「成立しない」に投票していて驚きました。

そして、この結果を踏まえてブログを書くと言っていたのに
ずっと投稿せずにいてすみませんでした。
言い訳させてください…
まず、結果を見て書き始めて、この内容が文章にするにはすごく難しかったということ。
次に、2つの意見があって、どちらかを肯定すればどちらかを否定する形になって、批判を受けるかなぁとビビっていたこと。
そして、私の書き方によっては一部の方を不快にしかねないなと思っていたこと。

こんなことに悩んでいてなかなか気が進まずにいました。
実際、このアンケートを載せた時点で
メッセージなどで色々な意見をいただいたこともありました。

だから、今からの文章は、
「異性愛者である私の個人的な意見」として読んでいただきたい。
みんないろんな考えや体験や背景があり、正解はないと思っています。

さてさて本題。

さて、「男女の友情は成立するか論」ですが、
私はどちらかといえば「成立する」と思っています。

ただ、私が一番思うのは
「そもそもこの考えが”異性愛主義的”じゃん?」
っていうことです。
異性愛主義的というのは、世の中のすべての人が異性愛者であること前提で考えちゃってるよね。ってことです。

ここで、男女の友情なんて成立しない!と思う人は、
「男女」=「恋愛相手」という異性愛主義な考えが心のどこかにあるんだと思います。
もちろん、その考えを持ってしまうこと自体を否定するわけではありません。
それは、社会や環境のせいだと思っています。

ただここでいう「男女」が、本当に「異性愛者」と「異性愛者」だった時。
(例えば、自分の異性の恋人と、異性愛者だと知っている自分の親友とかね。)
▽こんな感じ。

そこでは恋愛感情や性行為が生まれる場合を考えて不安になっちゃう。っていうのはわかるんです。
私だって少しは心配しちゃうと思うし。
すべての人が同性愛者やバイセクシュアルなわけではありません。
ヘテロセクシュアル (異性愛者)の男女が
友情から発展して、恋愛やSEXに至る場合ももちろんあると思いますからね。

ただ、世の中の「すべての男女」=「恋愛や性行為」という決めつけが、
異性愛主義的だなって思う。ということです。

このような、異性愛を前提とした議論って他にもいろいろあると思います。

ちなみに最近のニュースで、とある調査結果が私のタイムラインに流れてきました。(Twitter「ライブドアニュース」より)
これを見てどう感じたでしょうか。

異性愛者の私でも、恋人と友人の区別くらいできます。
どれだけ親密でも、「友人」として付き合える人はいます。
(と、嫉妬や束縛が激しかった元恋人に訴えたい。)

でも世の中には、異性を「恋愛や性の対象」としか見れない人もいると思います。
それもセクシュアリティの一部なのかなと。

そもそもなぜこの議論が生まれたかを自分なりに考えてみたのですが、
「男女の友情なんて成立しない!」と主張した人が始まりなのでは?と思いました。

親しかった異性の友人同士が、恋愛関係や性関係に発展しちゃったとか
恋人が異性の友達に奪われたとか
友達だって言ってたのに実は…
みたいな話とか経験とか、そういうのがあるから信じられなくなっちゃって、こういう議論に至ったのではないでしょうか。

その人たちはその人たち。
すべての人がそうではない。
という考え方が大切だと思います。
これはこの議論に限らず。

すべての人が異性愛者である決めつけとか
そもそも男女の決めつけとか
「この人もこの人もそうだから、きっとみんなそう!」
って考え方、
非常に日本人的だなぁって思います。

そう考えるとこの議論も日本人の特徴的な考え方なのかも?と思ったり。
海外の人はどう思うのでしょうか。
そもそも海外にこの考え方ってあるのかな?

同性だったら?

ここで、LGBT当事者(同性愛者)の方からよく聞く体験談を。

同性の友人にカミングアウトした時、
「じゃあ私のこと好きってこと?」とか
「俺のこと好きになるなよ〜?笑」と言ってくる人がいると。
そう言われた時、多くの人はこう思います。

『いや、こっちにも選ぶ権利あるから!!』

もうこれは、鉄板ネタですよね笑
これは、男女の友情成立「しない」の逆バージョンみたいですよね。
同性愛者だからってすべての同性を好きになると思ったら大間違いって話ですよ!

男女の友情成立しない派の人は、じゃあ同性愛だったら?とか、世の中の異性愛と同性愛がひっくり返ったら...って考えてみると世界が変わるかもしれませんね。

最後に

同性愛や、色々な恋愛の形がもっと広まって、当たり前の世の中になったら
この、「男女の友情成立するか論」は崩壊すると思います。

考えてみてください。

異性愛も同性愛も当たり前に存在する世の中では、
「男女の友情成立するか論」と同時に、「同性の友情成立するか論」が生まれるわけです。

それをすべて「しない!」と言っていたら、
「男女の友情」も「同性の友情」も成立しなくなっちゃうわけですから。


最後に「パンセクシュアル」というセクシュアリティを紹介します。
パンセクシュアルとは、
「好きになるにあたって相手のセクシュアリティを条件としない」
ということを指します。
好きになるのに相手のセクシュアリティは関係ない!ということです。
恋愛とか友情とか、性とか、いろいろ考えていた時にこのセクシュアリティに出会いました。
バイセクシュアルとどう違うの?という質問をよくいただきます。
詳しく知りたい方はぜひこちらのサイトを見てください。
パンセクシュアルのついてや、バイセクシュアルとの違いなどめちゃくちゃわかりやすく載っています。
Jobrainbow『パンセクシュアルとは?バイセクシュアル・ポリセクシュアルとどう違う?」
https://jobrainbow.jp/magazine/pansexual
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異性愛者・シスジェンダーの大学4年生。性の多様性についての研究・活動をしています。 個人企画『学校で教えてくれなかった 性の多様性と愛を考える』
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