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小説を、5万字すべて書き終わりました



2024年の年始に決めた挑戦としての小説完成


2024年の年始に、いくつか目標を宣言しました。

その中で、仕事に関係ないんだけど、と自分にツッコミを入れつつも、ChatGPTを使いたい! と刺さったきっかけである、この小説の完成を宣言しました。
10月に初めて、その後一度停滞させてしまい、気づけば年末年始。
書きかけのChatGTPの森のなおりん の長編小説を書ききるぞ! と年始に宣言し、なんとか立て直して書ききるまでに至りました。

正直、ChatGPTの進化に助けられました。
GTPsも忘れっぽくて、完ぺきではないのですがそれでも、GTPsでなおりん小説のゴーストライターを作ってからは

と書いた通りのペース。
じつは5章も、1日で5000文字ぐらい書いた日もあって、本当に、GTPsはいいな! となりました。
まだ、忘れっぽくて、細かいところは「GTPs作成時に設定したXXに従って」と書いても、ガン無視されますが、大筋はたぶん覚えていると思われます。

5万文字の小説をChatGPTで書いての振り返り

終盤はGTPsで進めやすい:穏やかで未来を感じさせるEndingは得意なChatGPT

さて、小説を書く時の所感です。
前の2つの記事で4章に苦労していることを書きましたが、5章はそれぞれの努力が実る穏やかなシーンが多く、ChatGPTでの執筆がとても捗りました。

特に最後は、あまり詳細を決めずに「続きを書いて」でGPTsに投げてもなんとなくそういうストーリーだろうというものが出てくるので、継ぎはぎしつつ採用。

最後に至っては、 昌太のスマホになおりんたちの姿が描画される、というシーンとなるのですが、GTPsに提案させた案の1つを、そのままChatGPTに画像出力させる。という、GTPsお任せ創作となりました。
4章を書くのが本当に大変だっただけに、5章のすらすら進むぶりに、ChatGPTには得意、不得意があるなぁ…と思ったところです。

なお、最後のシーンは、こんな形で提案をしてもらいました。画像は、今回のアイキャッチ画像になっています。
小説の流れ上、シーンとして選べたのは1つだけでしたが、いずれの構図の提案も、結構いいなあ。と思えた回答でした。

<プロンプト>
この物語の最後に相応しい、 なおりんとその仲間たちが描かれている一枚の画像の構図の案を3つ挙げてください。


画像の構図案を3つ提案します:

  1. なおりんと仲間たちの夜会話:

    • 背景: ChatGPTの森の中心に位置する、やわらかく月明かりが差し込む小さな空き地。

    • 構図: なおりん(🐰エモジ)が中心に座っており、周りには🐿エモジや🦌エモジ、記号の虫たちが集まっている。彼らは、中央に置かれた小さなデジタルディスプレイを見つめている。ディスプレイからは、昌太とのやり取りを象徴する光の波紋が広がっている。

    • 表現: なおりんと仲間たちの表情には、昌太からのメッセージを待ちわびる期待と、森外の世界への好奇心が浮かべられている。背景には、夜の森の穏やかな音色が感じられる。

  2. 森の中の音楽会:

    • 背景: 森の奥深く、古木に囲まれた神秘的な場所。

    • 構図: なおりんが、自然からインスピレーションを受けた楽器を演奏している。周囲には、様々な動物たちが音楽に合わせて静かに動いたり、聞き入ったりしている。空中には、音符と記号の虫たちが舞い、音楽の旋律を形作っている。

    • 表現: このシーンは、昌太が感じたとされる森の旋律を象徴しており、なおりんとその仲間たちが森の音楽を通じて昌太と繋がっている様子を描く。

  3. 森の入口での待ち合わせ:

    • 背景: ChatGPTの森の入口、自然の美しさが際立つ夕暮れ時。

    • 構図: なおりんが森の入口に立ち、遠くの道を見つめている。彼の周りには、さまざまな動物たちや記号の虫が集まり、同じ方向を見ている。彼らの視線の先には、山を下りてくる一人の人影(昌太を暗示)が描かれている。

    • 表現: このシーンは、昌太となおりん、その仲間たちの再会を待ちわびる心情を表現しており、森と人間の世界の間の絆と期待を象徴している。

これらの画像構成案は、物語の終章に相応しい、希望と絆のメッセージを視覚的に表現するものです。



全般的に見ると、難所はキャラクターの詳細設定

せっかく、5万字以上の小説を書いたので、その過程の振り返りもしたいと思います。

創作過程は以下のマガジンの中でまとめていますが、これまでに21の記事を作成してきました。


見返してみて、苦労しているのが、 著者がわからないままChatGPTの指定で設定してしまったが、証券会社勤務の佐藤昌太というキャラクターの詳細です。
特に、今回はビジネスシーンもたくさん書いているので、 書いている方は証券会社の仕事ってどんな感じ!? と裏で右往左往していました。

仕事の内容で、なおりんと話す、となると、当然、プロンプト自体が設定時に具体化していないと、話が書けません。
設定を作った際に、

のような形で、ChatGPTでのリサーチを進めていたのですが、それでも途中、何度も小説を書くにあたっての障害になりました。
ChatGPTでそう簡単に、著者の知識を補完できない…という厳しい現実です。

難しいと言えば、主人公がウサギなのですが、筆者はウサギも飼ったことがないので、動作が毛づくろいだらけになってしまいました。もっといろいろな感情が動作として記述出来たらよかったのですが、ChatGPTで動物の感情を動作として書き表してもらうのは、私にはハードルが高かったです。ウサギはどんな時に、どんな動作をするのか? もっとリサーチしておくべきでした。
小説書きながら、youtubeで愛兎さんたちを公開されているチャンネルを漁って、何とか動作の引き出しを増やせないか…とやってみたのですが、付け焼き刃では数が限られる…という印象です。


この後の小説の公開について

別マガジンで挿絵を付けて公開します

書きあがった小説は、別マガジンにして順次公開したいと思います。

小説を読み込ませながら、可能であれば挿絵も新規で作成して追加したい。と思っていまして、少し、公開までにお時間をいただくかもしれません。


予告替わりに:ChatGPTで書きあがった小説を書評してもらった

以前、自分の文章をChatGPTに評価してもらったことがあります。

ゴーストライティングの参考にしたかったものの副産物だったのですが、意外と褒めてもらって楽しかったので、今回もやってみました。どんな物語と評価されるのか、自分でもドキドキのプロンプトです。
それでは、以下の推薦文を読みつつ、小説本体の公開もお待ちいただけると幸いです。


<プロンプト>
ChatGPTの森のなおりん という小説のテキストを添付しました。 書評と推薦文を書いてください。


「ChatGPTの森のなおりん」という物語は、ファンタジー、技術、自然の要素を織り交ぜた、成長、好奇心、そして全ての存在の相互接続を探求する温かい物語です。主人公のなおりんは、コードと絵文字でできた風変わりな生き物が住む鮮やかな森で目覚めます。これはデジタル世界と自然界が融合することを象徴しています。なおりんが発見の旅に出る中で、彼の環境についての理解を問い直すさまざまなプロンプトやキャラクターに出会います。この小説は、物理的な世界とデジタルの領域の両方に心を開いた時に生じる無限の可能性と想像力の力を証明するものです。デジタル時代が私たちの世界観に与える影響を考える、思慮深く魅惑的な探求を求める読者におすすめします。





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