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フラワー心理セラピー(8)セラピストの心理学①

20220529
【セラピストの心理学①】
扶和せら先生のこの学び舎は「花と心の学校」。心理学やカウンセリングも学びます。フラワー心理セラピーはお花を使った芸術療法で、生けたお花はその人の今心の状態を現しているのです。
この日は「人の心」と向き合うセラピストとしての、知識と基本姿勢。私にとっては復習だけど、何度も学んでしっかり身につけることは大事。

◆”石のワーク”で非言語のコミュニケーションを学ぶ◆

傾聴訓練ではおなじみの”石のワーク”。(目をそらして話しを聴かない、目を見てるがうなずかない、目を見てうなずいて聞いてくれる。というのを体験するアレ)
そしてこんな説明になるほどなと腑に落ちる。
 ①身の上相談は、主観で応える。
 ②コンサルティングは、専門的な視点から選択肢を与える
 ③心理カウンセリングは、本人の無意識の領域(気持ち)を扱う

◆セラピストの基本姿勢◆

受容・共感・自己一致についての講義。ロジャースですね。
そしてロールプレイ。ロールプレイは何度もやるのは大事。ついつい自己流になってくるので、クライエントがどう感じるか直接聴けることや、オブザーバーさんや先生からのフィードバックしていただくことは、とても勉強になります。今日参加した方々も対人業務をしていらしたので、深まる会話ができて楽しかった~

◆花によるコミュニケーション・ワーク◆

これは”ハートtoハートのワーク”ともいうらしい。
お相手と順番に1つづつお花を選んで(3回くらい)1つの花束を作っていきます。お互いに同じ複数のお花が手持ちにあるので、自分とお相手は同じ花束ができることになりますね。花束作成の共同作業~
私たちはこんな花束ができました。

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ハートtoハートの花束

お花セレクトはお相手が最初。次に私で3回繰り返し。以下失念したところがあるんですけど・・・
薄いイエローのスプレーカーネーション→デンファレ→ソリダコ→白カーネーション→アイビー→赤いバラ

どのお花を選んでいくのかというところに、各々のコミュニケーションのクセ、心グセが出るとのこと。
お相手の方は「相手の人が選び易いように、メインになるような花ではなく小花やグリーンを選んだ」とのこと。自分とは選び方が違ったので、ちょっとビックリ。でも、確かにその気遣いはやりながらなんとなく感じていたし、私その気遣いのおかげで思い通り好きな花をのびのびとセレクト出来ました!ありがとうございました♪

改めて花束を眺めてみたら私への愛(気遣い・優しさ)が感じられてほっこりした気分に。「人に決定を委ねてしまう癖があるんです」ということもおっしゃってたので、ホントに心グゼが出るモノなのなんだと実感。

そして私は・・・
自分でこれを花束に入れたいと決め、全体のバランスを考えながら選んだかな。つまり、こういう選び方って、自分の意思を大切にするけど、全体調和も気にするとういうことで、それが私らしさなのかしら。
最後の赤いバラは”明るくありたい”気持ちが現れなのでは?というご指摘が先生から。
確かに。実はこの日は大切な母が他界してまだ10日しか経ってなかったから。
  デンファレや白いカーネーションは母に捧げる思い。
  赤いバラはそれでも明るく生きていく私の意思。
そんな気持ちが現れたのかな。
フラワー心理セラピーは芸術療法の1つなんだと始めて実感できたレッスンでした。

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