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仕事を辞めた。

まだまだ社会人歴も浅い自分。今年の夏、仕事を辞めた。

先輩方からすると、「大した経験もないゆとりが、忍耐力がなくて逃げ出したか」と思うかもしれない。そう思われても仕方ない。実際に自分は中途半端な状態でやめてしまっている。

私は新卒で広告業界に入った。
YoutubeやFacebookなどの急成長を遂げているデジタル広告を専門とし、毎日新しい技術が生まれるような進歩のめまぐるしい世界は刺激的で、規模の大きい仕事も多く、待遇も悪くなかった。

ただ、最初こそよかったものの、だんだんと心のどこかにもどかしさを感じるようになっていた。本当はやりたかったけど、一度どこかで諦めてしまっていた映画業界に対する憧れがあったからだ。

自分はずっと逃げ続けていたのかもしれない。仕事と趣味を切り分ければ、仕事で失敗しても自分には仕事以上に大事な何かがあるという心の支えを持つことができる。でも、好きなことを仕事にするというのは逃げ場をなくすことにもなりかねない。

好きなことで働く。
言うは易し、行うは難し。

ただ、このまま年をとって、妥協したこの仕事を続けていって、本当に後悔しないだろうか。ふとした時にそう考えるようになっていた。やりたいことは山ほどある。夢に思っていることは山ほどある。

長く自分の中で色々と考えていたからか、決断までのスピード早かった。
そして幸運にも自分の価値観とも合い、好きだった会社で働かせてもらえるチャンスをもらえた。(ライターではなく、配給宣伝だが。)

今は、やれることをやるしかない。

引き止めることなく、頑張れと言ってくれた方々に誇れるような仕事をしよう。


余談だが、この一年ぐらいで、「自分の夢や願望は口に出していったほうがいい」ということを深く実感した。そうすれば、いざという時誰かが支えてくれるし、誰かをチャンスを与えてくれるかもしれない。当たり前のことかもしれないが、それを意識して人と話すようにしてから物事が色々と円滑にすすむようになった。この年齢にしてこんな事を学んだというのは、今更感が強すぎるが…。笑







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