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他民族国家だからこそ、面白いシンガポール

みなさん こんにちは

この記事を開いてくれてありがとうございます。

私がシンガポールに住んでいたのは2009年~2017年くらいでしたので

今はまた少し変わってきているかもしれませんが。

シンガポールに住んでる人々

よく、

『シンガポールってどんな人が住んでるの?』

と聞かれるのですが、確かに私もシンガポールに行くまで

シンガポール人と聞いてもどんな人たちか、

まったく頭に浮かびませんでした。

一番多いのは中国系シンガポール人

一番多いのは中国系シンガポール人。

私が住んでいた時は人口の7割が、中国系シンガポール人でした。

祖先が中国南部から渡ってきた人が多く、

国全体に中国の文化が溢れています。

顔も日本人に近いので、シンガポールに住んでいて

自分が外国人である、という違和感はあまりなかったです。

(オーストラリアやカナダに住んでいた時は、自分が外国人であることを

見た目ですごく感じていました。)

シンガポールの公用語は英語ですが、歩いているといろんな所から

中国語が聞こえてきます。


2番目に多いのはマレー系シンガポール人

2番手ではあるのですが、マレー系シンガポール人の方々はシンガポールの

先住民です。 

祖先はマレー半島やインドネシアの島々出身の方が多いそうです。

ほとんどの方がイスラム教で、シンガポールにはいくつものモスク(寺院)

もあります。

アラブストリーとの側にあるサルタン モスクは美しく、

沢山の観光客の方が訪れています。


3番目に多いのはインド系シンガポール人

3番目に多いのはインド系シンガポール人です。

祖先はインド南部から移住してきたタミル族が60%を占めているそうです。

言語もタミル語を話す人が多いです。(インドではヒンディー語が公用語)

インド系シンガポール人の大半はヒンズー教で、島内に寺院もたくさん

あります。

私はシンガポールに最初に移住した時は、

友人の友人のインド系シンガポール人のご家族の家の一室を借りて

暮らしていました。 

そこのご家族はヒンズー教ではなく、カトリック教徒でした。


シンガポールの人口の3割ほどは外国人

主に中国系、マレー系、インド系シンガポール人で占められていますが

外国人も人口の3割~4割ほど住んでいます。

外国人率がとても高いです。

欧米人、マレーシア人、インドネシア人、バングラディシュ人、

フィリピン人、韓国人、日本人。。。etc。。。

あとは中国から来ている中国人の方や、

インドから来ているインド人の方など、

たくさんの外国人で成り立っています。


他民族で暮らしているため、お互いを尊重する

海外なので、それぞれの自己主張も日本人よりはっきりしていますが、

国民が生まれた時から他民族の中で暮らしているため、

お互いに相手の文化や、言語、宗教などを尊重しています。

自分と違う事、違う意見や、考え方、

色んな人がいて当たり前、いろんな考えがあって当たりまえ、

違うという事をはじめから、わりとすんなり受け入れらる姿勢が

出来ていると思います。

もちろん、たまに口論をする時もありますが。

これだけ、色んな祖先がシンガポールに集まってきて、

言語も、宗教も、それぞれの文化も違うなかで、協力して

発展していっているこの国は、本当に私の価値観を

見事に破壊してくれて、人として何段階にも成長させてくた

素敵な国です。


ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。

Have a nice day!

Love,

Nao








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