成人の日!子どもは二分の一成人式!
成人式を迎えたのは何年前だろう。
ニュースを見ながらそんなことを考えていた。
大学を地元から離れ、県外で過ごしていたため、二十歳の時、成人式の日、地元に帰るか悩んでいた。
人付きが上手くなく、友だちはいる方だとは思うが、表面的な付き合いみたいで成長していない自分を見せたくなかった。
そんなくだらない当時のプライドも邪魔をして、成人式には参加せず地元には帰らなかった。
両親にはとても申し訳ないことをしたと思う。
成長した自分をみせて元気な顔で「ありがとう」を言うべきだったはずだからだ。
大人になれていない、まだまだ子どもだった二十歳の頃を思い出す。
☆☆☆
今の子どもたちは、10歳になると学校で二分の一成人式と言うのをやってくれるようだ。
これからどう生きたいか、名前の由来、親への感謝などを発表する場がある。
親も参観して子どもの成長を見守る。
子たちが自分の言葉で自分のことをはっきりと伝えられるこの場面は親にとっては涙ものだ。
横をみれば参列している親たちは嬉し泣きをしている。
それだけに子どもの成長と言うのは自分の成長より嬉しいものだ。
自分たちもダブル成人式を乗り越え、大人の階段を上っている最中だが、これから未来をつくる子どもたちに、経験とアドバイスを伝えられればいいと思っている。
頑張れ、成人者!
頑張れ、未来をつくる子どもたち!
そして頑張れ、自分!
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